iPhone、iPadで使えるBeacon USBが登場!
2014年4月16日、株式会社エクスフロンティアよりiBeaconのライセンス技術を使いUSBを電源とするBeacon端末「Beacon USB」の発売が発表されました。Beacon(ビーコン)とは、端末に近づくことによりBeacon端末からBluetoothを利用してiPhoneなどのスマートフォン端末に通知を出すことが出来る技術です。
iBeacon技術採用で使用用途が広がる「Beacon USB」
「Beacon USB」はあらかじめオリジナルアプリと連携した上でiPhoneを所持して「Beacon USB」に近づくことで何らかの通知がiPhoneに対して出されるというツールです。例えば車のシガーソケットで電源を取って車に乗っている時間や移動距離を細かく測定することも出来ますし、玄関前で電源を取れば家を出る際に「電気とガス消した?」というようなメッセージを自動的にiPhoneに送ることが出来ます。
なお、端末からiPhoneにどのような通知を出して、どのような使い方をするかはアプリの中で設定する仕組みとなっています。Beacon自体はかなり応用がきく技術なので日常生活のありとあらゆる場面で利用することが出来るでしょう。近未来的な暮らしに憧れている方は「Beacon USB」を使って遊んでみてはいかがでしょうか。
価格は3個で12,000円
「Beacon USB」はAmazonで購入することが可能で、1セット3つ入りで販売。価格は12,000円となっています。アプリが現時点で英語表記となっているため、ある程度ITに関する知識がないと分かりづらい可能性もあります。しかし、Beaconは入力と出力を定義する関数的な設定が根本として必要になるので、コンピューター言語を勉強したことがある方であれば、ある程度自在に操れるのではないでしょうか。
Apple社がiOS7以降から対応をはじめたiBeaconですが、一般の人でもたった12,000円で自分の身の回りで利用することが出来るようになりました。今後の普及についてはBeaconの設定方法が課題となりますが、設定方法が今よりも簡素化し、一般の人でも利用できるようになれば様々なアイデアが生まれ、iPhoneの利便性向上にも繋がるものと考えられます。
参照元:株式会社エクスフロンティア
執 筆:chappy
iPhone Mania編集部
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