iPad ProはiPad AirとMacBook Proをフュージョンさせたハイスペックなタブレットになる!
いろいろな噂のあるiPad Proの新しいコンセプト・デザインが、海外デザイナーサイトのYANKO DESIGNで公開されました。
iPad Proのイメージ
今回のコンセプト・デザインでは、iPad Proはどういう機種なのかを一目で分るような説明がありました。それはiPad Airのようなタブレットとしての操作性やモバイル性の高さと、MacBook Proのパワフルな処理能力を合せたのがiPad Proなのです。
発売される種類はWi-Fiモデルと、Cellularモデルの2つ
iPad Proも今までに発売されてきたiPad AirやiPad miniと同じように、Wi-FiモデルとCellularモデルが登場します。気になる重さですが、iPad(第3世代)はWi-Fiモデルが650g、Cellularモデルが660gでした。それと比べると、iPad ProはWi-Fiモデルが597g、Cellularモデルが610gと、液晶ディスプレイが12.9インチと大きくなったのに重量をあまり増やさないように工夫がされています。
iSight用カメラはアップルマークに隠されてしまった
背面のiSight用カメラは、iPad Airでは左上に配置されていました。iPad ProではiSight用カメラをアップルのロゴマークであるリンゴマークの中に、隠してしまうようです。
カメラのスペックは、iPad Airの500万画素から800万画素にアップグレードされています。また本体の中心部にカメラを配置することで、謝って指でレンズを覆ってしまい撮影に失敗することがなくなります。また、写真を撮る時や、文書などをスキャンする時に、本体を回転させて撮影に適した場所を見つける必要がなくなります。
心配になるアップルのロゴマークで、レンズを隠してしまう部分ですが、特殊なコーティングのおかげで、光が片側のみに浸透するようになっています。なので写真の品質に影響はありません。
Facetimeカメラは3つ搭載
フロントには、Facetimeカメラが3カ所に配置されています。これは3Dビデオ通話をサポートするために搭載されたものです。それぞれのカメラが違う角度で撮影するため、立体的な描画が出来るようになったようです。
Lightningケーブルではなく、MacBook Proで使われるような充電ケーブルを採用
iPad Proでは、MacBook Proで採用された磁気で固定される充電ケーブルを採用しました。またiTunesとのデータのやり取りは内蔵されているWi-Fiを使って行うようです。
2つのアプリを同時に表示させることが可能に
iPad Proには、iPhone5sと同じ64bit A7チップセットが2台搭載されています。そして大きい液晶ディスプレイには、同時に2つのアプリケーションを起動させることが出来るため、並べてデータをコピーしたりと言う作業が簡単に出来るようになると説明しています。
こんなiPad Proなら、現在発売されているiPad Airとは競合することなく利用できるような気がします。後は、気になるのは、内蔵ストレージ領域のラインアップです。これだけパワフルに使えるiPad Proなら256GBと言う選択肢があっても良いのではないでしょうか。ただし高いスペックを搭載しているだけに販売価格が高くなってしまう恐れがあります。
iPad Proのリリースは、アップルに詳しいKGI証券のアナリスト、Ming-Chi Kuo氏によると2014年のロードマップの中には登場しませんでした。同氏は2月頃、iPad Proは開発中であるが年内にはリリースされないと述べています。サプライヤーからの十分な協力も得られないことから、製品開発が停滞し一旦保留にせざるを得ない状況のようです。
これらの状況から考えると、iPad Proは2014年には登場せずに2015年以降に登場するかも知れません。こちらもiPhone6同様に待ち遠しい製品になりそうですね。
参照元:YANKO DESIGN
出 典:Ramotion
執 筆:KSM
iPhone Mania編集部
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