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2014年4月16日 06時56分

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携帯端末向け液晶の収益、テレビ向け液晶の収益を初めて上回る!!

NPDDisplaySearch液晶統計
 
iPhoneやiPadなど携帯端末向け液晶の需要増大により、その収益が2014年、初めてテレビ向け液晶の収益を上回る見通しです。

携帯端末向け液晶の需要が増大

調査会社NPD DisplaySearchによると、2006年以降、フラットパネルディスプレイ(FPD)の収益において最大シェアを占めてきたのは常に液晶テレビでした。しかし2014年、スマートフォンやタブレットなどの携帯端末向け液晶が初めて首位に立とうとしています。
 
同社の調査報告書によると、2014年のモバイルPC向け液晶と携帯電話向け液晶を合わせた収益は、全体の42%を占める見通しで、液晶テレビの37%を初めて上回ると予想されています。
 
単価の高さなどにより、テレビ向け液晶は2006年以来、液晶の収益を牽引してきました。しかし過去3年間で、携帯端末向け液晶の市場が拡大しています。昨今の高解像度化、薄型・軽量化、広視野角、低消費電力などの技術革新が貢献し、携帯端末に使用される液晶の収益が急増しているのです。
 
NPD DisplaySearchのバイスプレジデントであるDavid Hsieh氏は、2016年には携帯端末向け液晶の収益が、全体の約半分を占めるようになると予測しています。

大型液晶テレビの値崩れ

2014年の世界のフラットパネルディスプレイの収益は、前年対比1ポイント増加の1,310億ドル(約13兆3,200億円)に達する見通しです。携帯電話、モバイルPC、自動車向け、有機EL(OLED)テレビなどの液晶の収益は伸びていますが、液晶テレビ、プラズマテレビ、デジタルカメラ、ゲーム機向けの収益は減少しています。特に液晶テレビについては、40インチ以上の大型テレビの値下がりにより、収益も急落しています。
 
そのため2014年のテレビ向け液晶の収益は、2013年の530億ドル(約5兆3,900億円)から、490億ドル(約4兆9,900億円)へと減少する見込みです。一方でモバイルPC向け液晶の収益は、2013年の203億ドル(約2兆600億円)から2014年には212億ドル(約2兆1,500億円)へと増加し、携帯電話向け液晶の収益も、289億ドル(約2兆9,400億円)から336億ドル(約3兆4,200億円)へ増えると見られています。
 
特に中小型ディスプレイへの移行が顕著なのが中国で、新たな低温ポリシリコン液晶(LTPS)製造工場やOLED製造工場が次々に建設されています。一方従来の液晶パネル製造工場でも、携帯端末向けの中小型液晶の生産枚数が増えています。
   
参照元: NPD DisplaySearch
執 筆: lunatic

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