アップルのPassbookをWindows Phoneがサポートか、開発者向けバージョンで判明
マイクロソフトが新しく開発者向けにリリースしたWindows Phone8.1でアップルのPassbookをサポートすることが判明しました。今回の新しいWindows Phoneの最新バージョンではアップルのパーソナルアシスタント機能であるSiriと競合する、Cortanaを搭載することも発表されています。

マイクロソフトはアップルのPassbookのファイルデータをMicrosoft Walletのカードとしてインポートし、利用できるようにしているようです。
Microsoft WalletでPassbookデータを利用
アップルのPassbookファイルはHTML、CSS、JavaScriptのようなデータからウェブページを形成する構造になっており、Passbookアプリはカードを表示するブラウザーのような役割を果たしています。今回、マイクロソフトはPassbookのデータをMicrosoft Walletに取り込み、Passbookアプリと同じような機能を提供するようです。
アップルは合意済みか?
今回のマイクロソフトの仕組みがアップルとは個別に動いているのか、アップルと何らかの合意の上でデータを取り込んで提供しているのかははっきりしていません。また、アップルのPassbook固有の機能は提供されないと考えられますが、データを取り込み使用することは的確な手法といえます。
アップルはPassbookのサービス改善を進める
アップルのPassbookは2012年にiOS6のリリースと同時に提供された機能です。チケット、ポイントカード、クーポン、ギフトカードなどをiPhoneやiPod touchで取りまとめて管理できる機能を提供しており、アップルはサードパーティーにも連携するサービスを提供するなど、Passbookのサービスの改善を進めています。
今後アップルが展開すると予想されているモバイル決済サービスにはPassbookとの連携もポイントになってくると考えられています。
参照元 : MacRumors
執 筆 : リンゴバックス
iPhone Mania編集部
iPhone Mania編集部です。iPhone、MacなどApple製品が大好きな国内外のライターが集まり、2013年から記事を執筆しています。Apple製品の最新情報から使い方、お役立ち情報まで、幅広くお伝えしていきます!
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