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2014年4月10日 12時38分

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アップル、iTunes Music Storeの全面的な見直しを検討?「iTunes for Android」も登場か

iTunes


 
デジタル音楽売り上げの低迷を受けて、アップルがiTunes Music Storeの抜本的な見直しを検討しており、その一環としてAndroid向けのiTunesの導入も計画しているとの噂が流れています。

ストリーミング・サービスの台頭

アップルは昨年9月に鳴り物入りで「iTunes Radio」を立ち上げたものの、楽曲を購入しているのはリスナーのわずか1、2%程度。また音楽業界の関係者によれば、楽曲ダウンロード市場そのものが、15%も縮小しています。
 
またYouTube、日本上陸が噂されるSpotify、Pandoraなどのストリーミング・サービスの台頭により、アップルの音楽配信における影響力が弱まっています。あるインディペンデント系レコード・レーベルによれば、同レーベルの売り上げに占めるiTunesの売り上げのシェアは、2012年の70%から現在では約50%まで低下しているそうです。

iTunes for Androidは実現するのか

その結果アップルは、オンデマンドのストリーミング・サービス、Android端末向けのiTunes Storeといった戦略の検討を余儀なくされていると、アメリカのBillboard誌が報じています。
 
ただし関係筋によると、アップルがどのようにiTunesを改革するかについては、現在も社内で激しい論議が戦わされているそうです。というのも、現在アメリカにおける楽曲ダウンロード売り上げで90%のシェアを握る同社としては、ユーザーがダウンロード離れを起こす前に、迅速に行動を起こす必要があるからです。
 
同社は2つの課題に直面しています。消費者がストリーミング・サービスへ向かいつつあること、またAndroid OSのシェアが伸びていることです。調査会社Gartnerによれば、2013年に世界で出荷されたすべての端末において、iOS搭載端末が10.4%を占めているのに対し、Android OS搭載端末は38%となっています。

売り上げが伸び悩むiTunes Radio

ストリーミング・サービスへの移行の第1歩として、2011年9月、アップルは年間25ドル(2,550円)で、CDやiTunesで購入した楽曲をクラウドで保管できる「Match」サービスを開始しましたが、利用者は100万人程度にとどまっています。また昨年9月には、iTunes Radioを導入。これはストリーミングへのスムーズな移行を目指すとともに、ダウンロード売り上げも維持しようというものでした。
 
iTunes Radioは、Pandora、iHeartRadioに次ぐ第3位の音楽ストリーミング・サービスと位置づけられていますが、その売り上げは当初の期待ほど伸びていないようです。ストリーミング・ラジオではアメリカで業界首位、ユーザー数7,000万人以上のPandoraですら、1カ月のダウンロード売り上げは300万ドル(約3億600万円)程度です。
 
音楽レーベル業界では、アメリカにおけるiTunes RadioはiTunes Storeの改革に役立っていない、成功とはいえないというのが、一般的な評価となっています。
iTunesでの2013年度の売り上げは、前年対比25%増の161億ドル(約1兆6,403億円)で、アップルの売り上げ全体の9.4%を占めているものの、iTunesにおける楽曲売り上げは、低下の一途をたどっているのが現状です。
 
 
参照元: Billboard, Apple Insider
執 筆: lunatic

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