Appleが、部品製造に使用される知的財産を日本企業から無償で提供されていたことが公正取引委員会の調査で明らかになりました。
企業の大きさを利用し日本サプライヤーに圧力か
日本企業側が、部品の製造に不可欠な技術や知識の無償提供は「知的財産権の侵害にあたる」と契約の修正を求めたところ、Appleから取引関係解消の圧力をかけられたとのことです。これが独占禁止法に抵触するのではないかと公正取引委員会が調査を行っています。
Appleは、一部のサプライヤーに部品価格を下げるよう強要し、他社への部品提供を禁止したともいわれています。また、予期せぬ問題が発生した際のコストも日本企業側が支払うよう求めたとのことです。
公正取引委員会およびAppleからのコメントはまだ得られていないようです。
公正取引委員会は昨年、AppleがYahoo! JAPANのゲーム配信ビジネスに圧力をかけている疑いがあるとして調査を行っています。
Source:毎日新聞 via Reuters
Photo:Apple/YouTube
(lexi)