次世代iPhoneのレンズは交換可能になる?
次世代iPhoneのカメラレンズは、交換可能なオロクリップのようなレンズになる可能性があることが、4月1日に米国特許商標局が公開した特許から明らかになりました。
様々なタイプのレンズが装着可能に
公開された特許によれば、レンズ部分がねじ込み式で、さまざまなタイプのレンズを装着できる仕様になっています。ねじ込み部分はiPhone本体にレンズをしっかり固定できる作りになっている一方、レンズを装着していないときでも、ねじ込み部分であることがあまり目立たないデザインになっているようです。
ねじ込み口がついたケースが、全体のデザインを損なわないようにしたとわざわざ特許に記されている点から見ても、Appleがこの「目立たなくする」ことに腐心したのが伺えます。
特許によれば同社は磁気で装着する仕組みも検討したようですが、レンズをしっかり固定するという見地から、採用しなかった模様で、公開されたイメージからもわかるように、ねじ込み口は背面カバーと完全に一体化しています。
以前にも検討されたがジョナサン・アイブ氏が却下
AppleがiPhone向けに交換可能レンズを検討するのは、これが初めてではありません。2010年12月に、携帯電子機器にさまざまなレンズを装着するための特許を申請しています。ただし当時は、取り外し可能な部品を追加するというアイディアが、製品製造過程を複雑化すると考えられたためか、Appleのインダストリアルデザインを担当する上級副社長のジョナサン・アイブ氏が認めなかったようです。
しかしiPhoneをカメラ代わりに利用するユーザーが増えた今、Appleが他社との差別化を図ろうとするのは当然といえます。最近公開された別の特許によれば、Appleは別の機器(iWatchのようなものでしょうか)をiPhoneのカメラのリモコンとして使うことも考えているようです。
参照元 : Cult of Mac
執 筆 : lunatic
iPhone Mania編集部
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