人間の目に近づいた?Xiaomiが6,400万画素カメラ搭載スマホの広告を公開

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レンズ数と画素数が分かりやすい性能アピールになる時代、もはや6,400万画素のカメラを搭載したスマートフォンが登場しても驚きはありません。Xiaomiは23日、6,400万画素のクアッドカメラを採用したスマートフォンのティーザー広告を公開しました。

毛並みの質感をはっきり再現!

中国SNS微博で公開されたティーザー広告からは、XiaomiがミッドレンジのRedmiブランドから6,400万画素のクアッドカメラ搭載端末を早ければ数カ月以内にリリースする用意があることが分かります。近々6,400万画素のカメラ搭載モデルをリリースする用意があるのではないかとする指摘は、以前にもMIUIのコード解析からなされていました。
 

 
すでにXiaomiはMi 9やRedmi K20/K20 Proといったモデルで4,800万画素のカメラを採用しており、このうちMi 9(107点)ではカメラ専門情報サイトDxOMarkでもiPhone XS Max(105点)を超える高スコアを獲得しています。
 
ティーザー広告に先行してXiaomiが公開した、6,400万画素カメラで撮影した画像が下記となります。あくまでも開発段階のサンプル画像とはいえ、猫の毛並みの質感が写真を拡大しても全く失われていないことが確認できます。
 

人間の目に近づいた?競争は激化へ

6,400万画素のカメラに採用されるスマートフォン向けセンサーは、Samsungが5月に発表した「ISOCELL Bright GW1」ではないかと考えられています。
 
このGW1は、従来センサーの60dBに対して最大100dBのダイナミックレンジ(カメラのセンサーが再現できる明るさの領域)をカバーしており、120dB前後のダイナミックレンジを持つ人間の目が見ているような再現度で写真を撮影することが可能となります。
 

 
なお、Samsungも近いうちに同じくミッドレンジのGalaxy A70に6,400万画素のカメラを採用するとの噂もあり、スマートフォンメーカー同士のカメラ性能での戦いは一層激化することになりそうです。
 
 
Source:微博,XDA Developers,PC Watch,DxOMark
Photo:Samsung
(kihachi)

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