「iPadとかのタブレット、何が便利なの?」→所有者調査結果、発表!
iPadなどのタブレットを持っている人を多く見るようになりました。「iPad、なんとなく欲しいけど、何が便利なのかよく分からない・・・」という方も多いのではないでしょうか。
MMD研究所が3月18日に発表した調査結果によると、タブレット所有者は「どこでも利用できる」「持ち運びやすい」「PCサイトが閲覧できる」と、PCより小型軽量で気軽に使えることに利便性を感じています。「タブレットを所有して変わったこと」は、6割強の所有者が「Web閲覧」、2~3割が「動画視聴」「ゲーム」「読書」の増加が挙げられています。
今後は、Microsoft OfficeのiPad版の発売が見込まれることから、ビジネスパーソンのiPad利用が拡大しそうです。
タブレット、持運び派は6割。4割は自宅に置いたまま利用
調査は、2014年2月17日から19日にインターネットで実施され、20歳~59歳のタブレットを所有する男女1,071人から有効回答を得ています。男女比、年代比はほぼ均等に割り付けられています。
タブレットを携帯する割合は「よく携帯している」が30.6%、「たまに携帯している」が26.6%で、6割弱のタブレット所有者が携帯して利用していました。4割強は自宅などに置いたまま使っているようです。
便利なのは「どこでも利用できる」「持ち運びやすい」「PCサイトが閲覧できる」
タブレットを便利に思う理由は、「Wi-Fiがあればどこでも利用できる」51.7%、「持ち運びに便利」50.8%、「パソコンサイトが閲覧できる」45.3%がトップ3となりました。ノートPCよりも軽く持ち運びやすく、どこでもPC用サイトが閲覧できることがメリットとして感じられているようです。
4位以下に挙がった「起動時間が速い」「自由な位置・姿勢で利用できる」「利用シーンが限定されない」といった回答からも、パソコンと比較して「いつでもどこでも、すぐ使える」利便性が評価されています。
8位と下位ですが「カーナビの代わりになる」(11.2%)といった回答もありました。iPad用の車載ホルダーでしっかり固定し、GPSによるバッテリー消費をカバーするためにLightningコネクタ対応の充電器で給電すれば、iPadプラス数千円で車載ナビ環境が完成します。
今後発売が見込まれるCarPlayに対応したアフターマーケットのカーオーディオを購入するよりも手軽に実現できます。
タブレット所有後の変化、増えたのは「Web閲覧」「動画視聴」「ゲーム」「読書」
タブレット所有後の生活シーン変化についての質問では、「インターネットサイトを見る時間が増えた」が61.8%でトップでした。以下「動画視聴」「ゲーム」「読書」が25%前後で続きます。
タブレットはどこでも気軽に使えることから、Web閲覧の増加につながっているほか、スマホの画面では見づらい動画やゲーム、電子書籍のコンテンツ利用が増加しているようです。
共有状況は「自分専用」55.7%、「夫婦」27.9%
タブレットの共有状況は「自分以外は使っていない」が55.7%でトップでした。共有者は「夫婦・パートナー」27.9%、「子供」16.4%、「親」7.7%と続きました。あくまでもパーソナルな端末であるスマホと違い、半数弱となる45%のタブレット所有者は家族と共有しています。
子供向けのアプリもゲームばかりではなく、漢字学習やお絵描きなど、教育アプリが充実しています。今後は育児・教育にタブレットの活用が家庭でも広がりそうです。
周辺機器は「ケース」「画面保護」の保護系が圧倒的人気
タブレット所有者が購入した周辺機器・アクセサリーは「カバー・ケース」66.0%、「画面保護シート」55.4%と、保護目的のアクセサリーが圧倒的多数となりました。
iPadケースも、最近では保護するだけではなく、パソコン風に使えるキーボード付きや、お風呂でも使える防水タイプのケースも登場しており、活用の幅を広げてくれています。
保護用アクセサリ以外では、「SDカード」16.4%、「タッチペン」15.4%、「Wi-Fiルーター」15.1%などが挙げられました。入力を快適にするタッチペンは、精度の高い書き込みができる高機能モデルも登場するなど、タブレットの普及とともに進化が進んでいます。
4人に1人が所有のタブレット、Microsoft OfficeのiPad版登場で人気拡大か
MMD研究所が先に発表した調査結果では、タブレットはおよそ4人に1人が所有し、8割弱の所有者が満足しています。なかでもiPadが一番人気で、半数のタブレットユーザーが所有しています。
近々、大半のビジネスパーソンが使用するMicrosoft OfficeがiPad向けに近々発売されると見られています。互換アプリではなくExcelやPowerPointをiPadで利用できるようになれば、仕事にiPadを活用したいビジネスパーソンの需要が高まり、タブレット市場が拡大すると思われます。
参照元:MMD研究所
執 筆:hato
iPhone Mania編集部
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