8GBのiPhone5c、ストレージ不足は気にならない可能性あり?
アップルのミドルレンジモデルであるiPhone5cの8GBモデルが、一部の国で新たに発売されています。8GBということで容量不足が心配されるところですが、実はストレージの有効活用等によってSamsungの16GBのGalaxy S4と比較しても、アプリ、画像、ユーザーデータの保存領域については3.7GBしか差はないということです。
イギリスや中国などの一部地域に販売限定
新発売される8GB版のiPhone5cは、これまでにない低価格で販売されていますが、イギリスや中国などの一部地域に販売は限られており、現時点では日本での発売については発表されていません。
出荷時点の初期設定でユーザーが利用できる領域は4.9GBで、アップルの新たなフリーアプリであるGarage Band、iMovie、iPhoto、iWorkなどが搭載されているようであり、全体のうち3GBはこれらのアプリで領域が使われているようです。
購入時点の空き容量を16GBモデルで比較した調査では、iPhone5cの空き容量は12.60GBと、主要端末でトップでした。一方、SamsungのGalaxy S4の16GBは8.54GBしかありません。
クラウド環境の活用でストレージ不足も気にならない?!
アップルはストレージ不足の問題をユーザーに対して無料のiCloudサービスの利用を促すことで解決しています。つまり、ユーザーに音楽、動画、アップルストアでの製品をクラウド上で利用してもらい、必要な時にだけダウンロードすることで、ストレージ不足を解消できると考えているようです。
クラウド環境の普及で容量を気にすることがなくなってきていますので、ゲームやたくさんのアプリをダウンロードする必要がなければ8GBのiPhone5cでも十分に活用できるかもしれません。
参照元:AppleInsider
執 筆:MIYA
iPhone Mania編集部
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