2014年3月18日 14時13分
読了まで 約 2分1秒
次期iPhone6ではカメラの光学式手ぶれ補正機能をアップグレードか
Appleの次期iPhone6にインベンセンス(InvenSense)のセンサーが採用されるという噂で先週同社の株価は上昇しました。インベンセンスは主要な携帯電話メーカーに加速度センサーやジャイロスコープなどのセンサーを供給しておりますが、これまでAppleとの取り引きは明らかになっていませんでした。
今回の噂の真偽は議論を呼びますが、Needham&Companyのアナリストによると、インベンセンスのCEO最高執行役員やCFO財務担当責任者から聞いた話であるとしても、驚くことではないと述べています。
もちろん、Appleとの契約については守秘義務もありますのでインベンセンスの役員がアナリストに話したかどうかも本当かどうかわかりません。
センサーのコストダウンと光学式手ぶれ補正技術の採用
仮に噂通りにインベンセンスがAppleのサプライヤーとなった場合はどうなのでしょうか?ひとつは加速度センサーを提供しているBoschと、iPhone5sでジャイロスコープセンサーを提供しているSTMicroelectronicsなど、既存サプライヤーからのコストダウンが図れること。もう一つはインベンセンスが光学式手ぶれ補正技術を提供できることがAppleにとってのメリットとなります。
光学式手ぶれ補正機能はスマートフォンではまだ新しい技術で、下の画像のように写真や撮影する動画をより鮮明にすることが可能となります。
AppleはiPhone5sでソフトウェアベースの光学式手ぶれ補正機能を追加しましたが、さらなる機能アップを検討しているようで、Appleの取得した特許でも明らかになっています。Appleはカメラ機能について単純に画素数を増やすことではなく、今回の手ぶれ補正技術のような画像のクォリティを高める工夫に注力しているようです。
果たして次期iPhone6でのカメラ機能のアップグレードはどのようになるのでしょうか。
参照元:MacRumors
執 筆:リンゴバックス