2014年3月18日 00時55分
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iPhone5cは中国でヒットならず、8GBモデル追加でも挽回は難しい
Appleが中国のような新興国をターゲットにリリースしたiPhone5cですが、発売後4カ月間で中国での全てのiOS機器の割合でiPhone5sが12%、旧機種のiPhone5が15%であるのに対して、iPhone5cはたった2%の割合しかないとSouth China Morning Postが伝えています。
中国でのiOS機器の市場はいわゆるグレイマーケットからの旧機種の割合が非常に多いのですが、iPhone5cは中国移動の新しい4Gネットワークに対応する新しいiPhoneが欲しいユーザーには人気があるのですが、データによりますとiPhone5cを購入するのなら、少し高額でもiPhone5sを購入するという結果となっています。
AppleはiPhoneのモデル別の売上の内訳を公表しておりませんが、当初の予想よりも明らかに低い売上数字であることは周知の事実となっており、CEOのティム・クック氏もこれを認めるような発言をしています。

明日からドイツで容量を抑え、価格を下げたiPhone5cの8GBモデルが携帯電話会社O2より発売されると噂されているのですが、これが本当であればドイツだけでなく、中国を含め世界中で発売されることになると予想されます。
これまでの報道でもiPhone5cは過剰在庫状態のようですし、広告宣伝にも力を入れ始めています。次期iPhone6のリリース前にはAppleとしても何とかしたいところでしょう。ただし、アプリも肥大化していますし、写真や音楽などを考えると、いまさら8GBの容量でiPhoneを十分に使えるのでしょうか?
参照元:9to5Mac
執 筆:リンゴバックス
著者情報
iPhone Mania編集部
iPhone Mania編集部です。iPhone、MacなどApple製品が大好きな国内外のライターが集まり、2013年から記事を執筆しています。Apple製品の最新情報から使い方、お役立ち情報まで、幅広くお伝えしていきます!
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