Appleでマーケティング・ディレクターを務めたマイケル・ガーテンベルグ氏が、湾曲がひどいとして新型iPad Proを返品していたことが明らかになりました。
問題への対処方法が適切でない?
新型iPad Proが曲がっていると一部のユーザーから報告を受けたことについて、Appleのハードウェアエンジニアリング担当上級副社長のダン・リッキオ氏は、「新型iPad Proは、Appleが設計と精密な製造に求める高い品質基準を満たしている、もしくはそれを超えている」とコメントし、デバイスの曲がりは400ミクロン以内で「前世代よりも誤差は少ない」と主張しました。
しかしながら、Appleでマーケティング・ディレクターを務め、アナリストとしても活躍したマイケル・ガーテンベルグ氏は新型iPad Proに不満なようです。
「今朝、iPadを返品した。Appleにとっては許容範囲内だったかもしれないが、明らかな湾曲を許すべきではない。モニターに目に見えるドット抜けが許されないのと同様にだ」
Returned my iPad this morning. Perhaps it was within Apple tolerances but Apple tolerances shouldn't allow for a clear noticeble bend. Much as monitors with noticeble dead pixels aren't acceptable either.
— Michael Gartenberg (@Gartenberg) December 24, 2018
ガーテンベルグ氏は、新型iPad Proの製造は簡単ではないだろうと一定の理解を示しつつも、Appleの問題への対処の仕方は誠実ではない、と厳しいコメントを述べています。
Source:Patently Apple
(lexi)