2014年3月8日23:53公開 / 2014年3月9日00:11更新
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Appleの特許によるとTouch IDはDropboxキラー
Appleが昨年のiPhone5sで初めて搭載した指紋認証を利用したTouch IDは、セキュリティに対する手段という実質的な役割よりも、Appleの生体認証への取り組みの第一歩と考えたほうが良さそうです。
最近、Appleが取得した特許によりますとAppleはTouch IDで既に導入した指紋認証以外にも眼球の虹彩認証、また音声認証などの生体認証手段を将来導入しようと考えているようです。ユーザーの生体認証のデータをiPhoneなどの端末や将来Appleがリリースする機器に保存することにより、認証に合わせてアクセスを可能にしたり、機能を制限したりすることが可能になります。
これまでのパスコードを入力する認証方法やセキュリティ対策はユーザーにとって不便であり、ユーザーはパスコードを覚えたくないと思っています。また、別の端末や機器とデータを同期したり、転送するためにはセキュリティのためにパスコードを入力しなければならないのです。
Appleが今後、生体認証技術をiPhoneなどのモバイル端末に搭載し、ワイヤレスで本人確認できる仕組みを構築すれば、セキュリティはさらに強固なものとなり、これまでのようにフラッシュドライブのメモリーを持ち運んだり、Dropboxのアカウントを利用する必要もなくなります。実際、Appleは既にiPhone5sのTouch IDを使用し、パスコードを入力しなくても、指紋認証でApp Storeの決済が可能になっています。
今回の特許は2012年には申請されており、今後Appleは生体認証技術を本格的に導入していくと考えられます。
参照元:BGR
執 筆:リンゴバックス
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iPhone Mania編集部
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