今回Appleが申請した特許はiPhoneの自動通報機能に使われる?!
アメリカの特許商標庁は、Appleが申請した「iPhoneが危険を感知して自動で通報してくれるシステム」の特許を公開しています。もし今後この特許技術を生かした自動通報機能がiPhoneに搭載されれば、iPhoneが「ユーザーを守る」という役割を果たしてくれるものになるかもしません。
iPhoneがユーザーを守ってくれる?!自動通報システムの特許
今回Appleが申請している特許内容は、端末自体に衝撃値や速度など物理データを感知する機能を設け、その物理データによって外部と自動で通信することができるという内容となっています。例えば、高速道路を車で走っている際、瞬間的に速度が0に近くなれば急停車もしくは衝突を意味していることになります。
このようにイレギュラーな物理データを端末に学習させることでそのような危険を判別することができるようになります。さらに今回の特許では危険を察知したあとの通信先も警察や消防署、自宅などユーザー自身があらかじめ複数設定することができる仕様となっています。
子ども向けiPhoneが出来る?!
今回の特許がiPhoneに組み込まれれば大人だけでなく子どもを守ることも役立つでしょう。現在子ども向けケータイのセキュリティ機能には、危険を感じたらフックを引っ張ってアラームを鳴らすなど能動的なものが多く、自動で危険を感知し受動的な状態でも通報や連絡、危険を回避してくれる機能はありません。
現在特許申請中という状態なので、製品化するためにはまだまだ時間がかかりそうですが、近い未来では人間の危険感知能力よりも優れたデジタル端末が人間を守ってくれるという状態になるかもしれませんね。
参照元:Appleinsider
執 筆:chappy
iPhone Mania編集部
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