わかりやすい!次世代無線LAN規格の呼称が「Wi-Fi 6」に


 
業界団体Wi-Fi Allianceは、Wi-Fi規格の名称をわかりやすくするため、次世代規格802.11axを「Wi-Fi 6」、現行の802.11acを「Wi-Fi 5」と、簡単な数字で呼ぶことを明らかにしました

わかりやすく数字で命名

Wi-Fi規格は、「802.11」のあとにアルファベットを並べるという方式で命名されています。
 
しかし802.11nと802.11acでどちらが高性能かと尋ねられたら、即座に答えられない人も多いのではないのでしょうか(802.11nは2009年策定、802.11acは2014年策定で、802.11acのほうが高性能)。
 
そこでWi-Fi Allianceは、一般ユーザーにも自分の使っているスマートフォンやルーターが対応しているWi-Fi規格がより明確にわかるよう、次の802.11axをWi-Fi 6、その前の802.11acをWi-Fi 5、802.11nをWi-Fi 4と呼ぶと発表しました。ただしWi-Fi規格の正式名称にはこれまでと同様に、米国電気電子学会(IEEE:Institute of Electrical and Electronics Engineers)の技術的な名称を使用するとのことです。
 
また古いバージョンである802.11a、802.11b、802.11gについては、さかのぼってWi-Fi 1、Wi-Fi 2、Wi-Fi 3と命名することはないようです。

 
 
Source:Wi-Fi Alliance via MacRumors,CNet
(lunatic)

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