2014年3月16日 10時24分

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【使い方】iPhoneの「遅い」「重い」「アプリが落ちる」を8ステップで解決!


 
iPhoneを使っているうちに、「アプリの起動が遅くなった」「アプリが落ちるようになった」とストレスを感じていませんか?意外と簡単に解決することができます!簡単に対処できて試しやすい方法から順にご紹介します。

iPhoneを機敏に動かすための8つの方法!

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起動中のアプリを全て閉じる

  • iOSでは、複数アプリをバックグラウンドで動作させることができます。使っているうちに多くのアプリが起動している場合も少なくありません。
  • ホームボタンを素早く二度押しすると、起動中のアプリが出てきますので、上にスワイプさせて終了させましょう。この方法は、iOS 7.0.6で全操作を監視される可能性がある脆弱性の対策としても有効です。
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    2
    iPhoneを再起動する
  • 正常に使っているとiPhoneを再起動することは、意外と少ないもの。時々再起動してあげると、全体的に動作が早くなる場合があります。
  • iPhone本体右上のスリープボタンを長押しし、表示される「スライドで電源オフ」の表示をスライドし電源が切れます。その後、再度スリープボタンを長押しして電源を入れます。
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    3
    アプリのアップデートを確認
  • アプリに不具合がある場合、アップデートで解消される場合は多いものです。App Store画面右下の「アップデート」をタップして、アップデートが公開されていればダウンロードしましょう。
  • アップデートを自動でインストールする設定も可能です。「設定」>「iTunes & App Store」で、「アップデート」をオンにすれば自動でアップデートがインストールされます。
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    この時、「モバイルデータ通信」をオフにしておきましょう。これによりWi-Fi接続時だけ自動ダウンロードが行われるため、LTE回線の通信量制限の心配を低減できます。
     

    4
    iOSのバージョンが最新であることを確認
  • iOSのバージョンアップにより、システムの安定性が向上するほか、Wi-Fi接続の不具合が修正されるなどの改善が行われます。例えば、iOS 7.0.6は、SSLによる暗号化通信ができない問題を解決する非常に重要なアップデートでした。
  • 「設定」>「一般」>「ソフトウェアアップデート」で、iOSのバージョンをチェックすることができます。使用中のバージョンと「お使いのソフトウェアは最新です」と表示されていればOKです。お手元のiPhoneに入っているiOSが最新版であることを確認しましょう。
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    5
    変換学習のリセット
  • 文字入力中にアプリが落ちる場合に特に有効な対策です。これにより、変換履歴に基づいた予測変換が初期化されますが、登録したユーザー辞書は消えません
  • 「設定」>「一般」>「リセット」>「キーボードの変換学習をリセット」をタップし、パスコードを入力して「辞書をリセット」します。簡単にできて、意外と効果があります。

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    6
    アプリの再インストール(注意点あり)
  • 特定のアプリで動作や起動が遅かったりよく落ちる場合、アプリ内の余分なデータが肥大化していることが多いです。この場合はいったんアプリを削除し、再度インストールすると動作が軽快になることが多いです。
  • ホーム画面で、アプリのアイコンを長押しするとアイコンが震えるので、「×」をタップしてアプリを削除します。有料アプリを削除しても、無料で再インストール可能です。
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  • Facebookアプリの動作が重くなっていたiPhoneを例にご説明します。「設定」>「一般」>「使用状況」で、Facebookは380MBありました。アプリを再インストールし、一度起動した後には113MBまで減り、動作もサクサクになりました。
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  • この方法には注意点があります。FacebookやTwitter等のように、データがクラウド上に保存されるアプリは問題ありませんが、データが端末にしか保存されないアプリの場合、再インストールによりデータが消えてしまいます。LINEの場合はトークの履歴が消えてしまいます。
  • iPhoneの標準ブラウザアプリ、Safariは削除できませんが、キャッシュのクリア等の簡単な方法で快適に動作するようになります。
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    7
    全体的に不安定なら「すべての設定をリセット」
  • 特定のアプリに限らずiPhoneが不安定な場合「すべての設定をリセット」を試してみましょう。「設定」>「一般」から一番下の「リセット」>「すべての設定をリセット」をタップし、パスコードを入力して「すべての設定をリセット」します。
  • このリセットにより、Wi-Fi、パスコードロック、アクセシビリティ、壁紙などの設定が初期状態に戻るので、再度設定が必要です。アプリや連絡先、音楽といったデータは消えません
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    8
    最終手段!iPhoneの全データをリセットし、バックアップから復元する

    上記の方法でも解決しない場合、iPhoneの全データを初期化する方法があります。初期化しても、バックアップから元通りに復元可能です。ただし、ある程度時間がかかるので、時間に余裕のある時に作業しましょう。
     

  • iPhoneをパソコンにケーブルで接続してバックアップしたうえで、「設定」>「一般」「リセット」>「すべてのコンテンツと設定を消去」をタップし、パスコードを入力して「iPhone を消去」をタップします。
  • その後、バックアップから復元すれば、元通りのiPhoneが戻ってきます。手順に沿って、落ち着いて作業すれば難しいものではありません
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    いかがでしょうか?特にステップ5の「変換学習のリセット」は簡単な割に効果を体験しやすいので、iPhoneの動きが遅くなってきたらこまめに実行してみてください。
     
     
    (hato)

    カテゴリ : 使い方 テクニック, 最新情報   タグ : ,
    著者情報

    iPhone Mania編集部

    iPhone Mania編集部です。iPhone、MacなどApple製品が大好きな国内外のライターが集まり、2013年から記事を執筆しています。Apple製品の最新情報から使い方、お役立ち情報まで、幅広くお伝えしていきます!

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