2014年3月2日17:30公開 / 2014年3月7日18:42更新

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2013年特許ランキングでAppleとGoogleの順位が大幅上昇!iPhone6への反映は?

2013年特許ランキングでAppleとGoogleの順位が大幅上昇!iPhone 6への反映は?


 
アメリカの特許情報サービスIFI CLAIMS Patent Servicesが公表している米国特許庁が受理した2013年の特許件数ランキング上位20を見ると、GoogleAppleがともに特許件数が50%以上増え、大きく順位を上げています。特許取得の新技術を活用した新製品発表が楽しみになります。

一気に順位を上げたAppleとGoogle

Appleは1775件で13位と、前年の1136件から件数を50%以上伸ばし、順位も大きく上げました。同様の動きが見られるのがGoogleで、1851件・11位と、前年の1151件・21位から件数を60%増やし、順位も大きく上がっています。
 
2013年特許ランキング
 
iPhone関連では、Appleと法廷での特許合戦を繰り広げる一方、Appleの主要サプライヤーでもあるサムスンが4676件で昨年に続き2位、iPhoneにカメラ部品を納入しているソニーが4位、「Foxconn」としてApple製品の組み立てを行う鴻海精密工業が2279件で8位などのほか、iPadなどのLTEモデムを製造しているクアルコムが9位(前年17位)や、曲面ディスプレイのスマホを発売したLGの10位などが目立ちます。
 
また、身売り話まで出たBlackBerryが、50位以下から20位に急浮上しています。窮地から巻き返すべく、新技術を蓄積しているのかもしれません。

研究開発費を年々増加させるApple

ここ数年のAppleは、2012年に34億ドル(約3,400億円)、2013年には45億ドル(約4,500億円)と、研究開発費を増加させています特許件数の増大も、投入され続ける巨額の研究開発費が反映されていると見てよいでしょう。
 
研究開発費を年々増加させるApple
 
研究が特許として受理され、製品として世に出るまでにはタイムラグがありますし、取得した特許の全てが製品化されるわけではありません。それでも、2014年に発売されるとみられるiPhone6やiWatchをはじめ、新技術を投じてこれからAppleが世に送り出す製品が楽しみですね。
 
 
参照元:IFI CLAIMS Patent Services
執 筆:hato

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著者情報

iPhone Mania編集部

iPhone Mania編集部です。iPhone、MacなどApple製品が大好きな国内外のライターが集まり、2013年から記事を執筆しています。Apple製品の最新情報から使い方、お役立ち情報まで、幅広くお伝えしていきます!

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