米国の消費者が新型iPhoneに期待しているのは、「バッテリー持続時間の延長」「粉々に割れないスクリーン」「拡張可能なストレージ」であることが、最新調査から明らかになりました。
何より望むのは「バッテリー持続時間の延長」
Appleは来週12日に開催するスペシャルイベントで、3モデルのiPhoneを発表する見通しです。新型iPhoneは最新の「A12」プロセッサを搭載し、有機EL(OLED)搭載の2モデルiPhone XsとiPhone Xs Maxについては、RAMが4GBになるともいわれています。
しかし米メディアUSA Today/SurveyMonkey Audienceがアメリカ在住の18歳以上の消費者1,665人を対象に、新型iPhoneに求める機能を尋ねたところ、回答が最も多かったのは「バッテリー持続時間の延長」でした。調査期間は8月17日から21日となっています。
イヤホンジャックを戻して欲しいという意見も
USA Todayによると、「バッテリー持続時間の延長」と回答した人は75%、「粉々に割れないスクリーン」が66%、「拡張可能なストレージ」が44%という結果になりました。
そのほかの要望は以下のとおりです。
- ・ヘッドフォンで音楽などを聞きながら同時に充電したい(39%)。同じような意味ですが、イヤホンジャックを戻して欲しい(37%)
・Lightningポートを排除し(29%)、USB-Cコネクターで置き換え、充電だけでなく、コンピューターやカメラなどと接続できるようにして欲しい
・Face IDシステム機能の向上(19%)
・アプリのリフレッシュレートの高速化(18%)
・iPhone Xのノッチの除去(10%)
「これらのなかでひとつだけ新機能を追加するならどれにするか」と改めて尋ねると、「バッテリー持続時間の延長」が38%で、やはり2位の「粉々に割れないスクリーン」(24%)を上回りました。