次期iPhone6向け「Appleへの供給準備は順調」、サファイアガラスのGT社
Appleは昨年、約570億円を掛けてGT Advanced Technologiesとサファイアガラスの製造に関する契約を結んでおり、既にサファイアガラスを採用した次期iPhone6の試作機を製造しているという情報もありますが、GT社は詳細のスケジュールについては言明は避けたものの、Appleへのサファイアガラスの供給の準備は着々と進んでいるとコメントを発表しました。
アリゾナの新工場は竣工、稼働中
GT社の社長兼CEOのTom Gutierrez氏は今週24日に行われた四半期決算発表で、Appleの新製品向けに供給するサファイアガラスの製造のための新工場は完成し、スタッフも採用し、既に稼働していると報告しています。ただ、驚くことではありませんが、製造ラインがいつから本格稼働するかについてのコメントはありませんでした。
Gutierrez氏は、GT社はサファイアガラスをAppleに供給できることを嬉しく思っていますし、GT社の専有するサファイアガラスの製造ノウハウを評価し、多用途に利用できる材料として製造するための多額の投資をしてくれたことに感謝していますと述べています。
GT社はAppleだけでなく、他社にも供給を準備
GT社が今年もっとも注力するのは、アリゾナ工場で製造するサファイアガラスをAppleに供給するのはもちろんですが、同時にさまざまなクライアントにサファイアガラスの材料や製造設備を供給できる世界規模のサプライヤーになることだとも述べています。
2014年中頃には黒字に、次期iPhone6への採用は確実か
同氏は2014年の第2四半期にはGT社は黒字に転じるとも報告しているのですが、この発言とGT社とAppleが締結した契約規模から考えると、次期iPhone6でサファイアガラスを採用したディスプレイなどの新製品が今年後半にリリースされるのではないかと予想されますが、GT社からの詳細の発表は行われませんでした。
次期iPhone6だけでなく、iWatchでも同様にサファイアガラスが採用されるものと考えられますね。
参照元:Apple Insider
執 筆:リンゴバックス
iPhone Mania編集部
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