AppleはiWatchを開発中、Samsungは第2世代のスマートウォッチをリリース
AppleがiWatchの開発を進めている間にSamsungは第2世代のスマートウォッチ2機種を4月に全世界に向けて発売する予定のようです。
iWatchは医療・健康の機能が充実、端末も開発中
ここ一年の間にAppleはiWatchをスマートウォッチというよりも、医療、健康、フィットネスの分野に注力しながら開発を進めているようです。最近も医療分野のエキスパートを数多く採用したとの情報もありますし、関係者によると既に端末も開発の段階に入っているという情報もあります。
一方、SamsungはAppleに先駆けて5カ月前にスマートウォッチのGalaxy Gearをリリースしたのですが、評価はよくありませんでした。
スマートウォッチでバッテリーは重点課題
今回、Samsungは新たにGalaxy Gear 2とGalaxy Gear Neoと呼ばれる2つのモデルのスマートウォッチをリリースすることが明らかになりました。両モデルの違いはカメラ機能でGear Neoには搭載されていません。また、両モデルともOSにはAndroidではなく、SamsungのTizenを採用しています。
OSをTizenに変更した理由についてSamsungは、ユーザーに多くの機能の改善が提供できることを挙げています。例えばバッテリーの持ち時間が長くなります。従来のGearの場合には1日しか持たなかったのですが、2~3日持つようになるようです。またTizenの豊富なアプリケーションも提供できることなどを挙げています。
AppleもiWatchのバッテリーについては、かなりこだわりを持っていて4~5日間充電せずに使えることを目標にしています。
今回のSamsungの2モデルの仕様は1.63インチのタッチスクリーンディスプレイ、1GHzのdual-coreプロセッサー、512MBのRAM、4GB容量となっています。Gear 2には2Mピクセルのカメラを搭載し720pの動画を撮影することが可能としています。
Samsungは販売価格など詳細は明らかにしていませんが、両モデルとも4月に全世界で発売され、SamsungのGalaxy端末と互換性を持たせるとしています。SamsungとしてはiWatchがリリースされる前にある程度のシェアを獲得しておきたいようです。
iWatchは次期iOS 8を搭載し今年後半にリリース
スマートウォッチの分野では今回紹介したSamsung、また市場で評価の高いPebbleが既に複数の製品をリリースしていてAppleは遅れをとっているようにも思われますが、これまでの情報からiWatchはOSに次期iPhone6が搭載する次期iOS 8が採用されることになると予想されており、今年後半にリリースされることは間違いないと考えられます。
いずれにしてもAppleがリリースするiWatchは従来のスマートウォッチの概念を変える製品になることでしょう。
参照元:9to5Mac
執 筆:リンゴバックス
iPhone Mania編集部
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