2014年2月18日23:58公開 / 2015年5月11日18:29更新
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盲点だった!話題のApple製ウェアラブルはイヤホン!?
Appleのウェアラブルデバイスは、腕時計ではなく、イヤホンとして登場するかもしれません。Appleが、心拍数や発汗量センサーを内蔵し、頭の動きでiPhoneを操作するジェスチャー操作機能つきイヤホンの特許を取得していたことが判明しました。
Apple Insiderによると、Appleは「ヘッドホン・イヤホン用の運動モニタリングシステム」のを2008年に取得していました。運動をしながら音楽を聴くために多くのユーザーが利用しているイヤホンに多機能センサーを内蔵してウェアラブルデバイスにする特許を、iPhoneが発売された翌年に取得していたとは驚きです。
iWatchとして登場が予想されていたウェアラブルデバイスですが、考えてみればイヤホンは最初からウェアラブルデバイスでした。盲点でした。
温度・発汗量・心拍数、加速度センサーを搭載
特許情報によると、イヤホン内部には温度・発汗量・心拍数を検知するセンサーを内蔵し、運動の負荷を測定できるようです。さらに、加速度センサーも一体化しており、ランニングの走行距離などが測定可能と見られます。

Appleの特許情報
特許情報では言及されていませんが、イヤホンにセンサー機能を持たせるため、金属製のリングを内蔵するか、センサー部分を取り外し可能にすることが考えられます。メタリックなセンサーなら、デザインのアクセントになってカッコ良さそうですね。
イヤホンの加速度センサーを使い、首の動きでiPhoneを操作!
特許には、イヤホンの加速度センサーを利用して、頭の動きでiPhoneを操作できるジェスチャー操作モードも盛り込まれています。例えば、頭を右に傾けると次の音楽、首を左に回すとボリュームを下げる、などの操作が可能となりそうです。

Appleの特許情報
誤動作を防ぐため、ジェスチャー操作モードに入る前にボタン操作を必要とする設計にするという心憎い気配りまで行き届いています。
この特許は、有線/ワイヤレス両方での動作を想定しているようです。Bluetooth接続のワイヤレスヘッドセットで、ジェスチャーコントロールが使えると便利そうですね。
参照元:Apple Insider、米国特許庁
執 筆:hato
著者情報
iPhone Mania編集部
iPhone Mania編集部です。iPhone、MacなどApple製品が大好きな国内外のライターが集まり、2013年から記事を執筆しています。Apple製品の最新情報から使い方、お役立ち情報まで、幅広くお伝えしていきます!
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