iWatchより実用的?iPhone 5c風な「iBand」のコンセプトデザイン
2014年中に登場すると噂されるAppleのiWatchは、ウェアラブルデバイスの大本命と見られていますが、今まで発表されたデザインよりもスッキリした「iBand」のコンセプトデザインがT3から発表されました。
リストバンド状なら、たしかに名前は「iWatch」より「iBand」かも
2014年に入り、iWatchとされるAppleのウェアラブルデバイスに関する情報が飛び交っています。Appleの内部事情に詳しい関係者によると、iWatchは現在、200人以上の体制で開発中だとか。血液検査機能や、心拍数・血中酸素濃度センサーなどのヘルスケア機能を搭載し、曲面ディスプレイを搭載すると予測されています。
T3が発表した「iBand」は、あえて高解像度のディスプレイは持たず、NIKE FuelbandやFitbitのようなリストバンド状のデザインが特徴です。今までAppleのウェアラブルデバイスを「iWatch」と呼んできましたが、ネーミングは「iBand」の方が合っている気もします。
iPhone 5cと同様の5色展開、睡眠状態モニターも搭載
iBandは、iPhone 5cと同様、ポップな5色のカラーバリエーションが揃っています(大人の男性が手首に巻くには、ちょっとポップすぎる気もしますが)。
想定されている「iBand」の機能は以下のとおりです。
●心拍数モニター: iBand単体でも動作し、iPhoneなどのiOSデバイスとの連携も可能です。
●GPS:iBandのディスプレイで道案内が可能です。
●睡眠モニター:睡眠の質と長さをモニターし、健康の向上に活用できます。
その他、iOS 8で搭載されるとみられるHealthBookに、消費カロリー、心拍数、睡眠などの情報を集約できます。
iOSデバイスとの同期や充電にはLightningケーブルを採用しています。iBandの一部を開けると端子が出てくるようです。
iBeaconにも対応し、特定の場所やお店、商品に近づくとセール情報やクーポンなどのお知らせを受け取ることができます。たしかに、クーポン情報はiPhoneに届くよりiBandに届く方が見逃しにくいですね。
TouchIDでiOSデバイスとの同期や店頭での支払いができるほか、Siriを使ってApple TVやiOSデバイスを音声操作もできます。
コンセプト動画はこちら。腕に巻いて過ごすと楽しそうです。
シンプルだけど実用性の高そうなコンセプトデザイン
T3が発表したiBandは、あくまでもコンセプトデザインで、非公式なものです。シンプルなデザインにガッカリした方もいるかもしれません。しかし、薄くて軽そうで、一日身に着けていても疲れなさそうですし、画面を省くことでバッテリー寿命も長そうで、実用性を考慮したデザインとも言えそうです。
Appleがどんなウェアラブルデバイスを送り出してくるのか、楽しみですね。
参照元:T3
執 筆:hato
iPhone Mania編集部
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