2014年2月18日11:27公開 / 2015年5月8日19:13更新
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Samsung、次期iPhone 6向けA8プロセッサのサプライヤーから外れる
今年リリースされる次期iPhone 6やiPadに搭載される予定の次世代のA8プロセッサはほとんどを台湾のTaiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd.(TSMC)が製造するようだとTechNews Taiwanが伝えています。
これまでAシリーズプロセッサーを供給してきたSamsungは20nmプロセスの歩留まり率が悪く、Appleの要求を満たしていないとして次期A8チップのサプライヤーから外れる模様です。
ウォール・ストリート・ジャーナルは昨年の6月にTSMCが2014年からiOSデバイス向けにAシリーズプロセッサの供給を開始する契約を締結したと伝えており、TSMCが最大で70%を、残りをSamsungが供給することになっていましたが、今回Samsungの製造ラインの問題で、すべてをTSMCが供給することになったようです。
また、今回SamsungがA8プロセッサのサプライヤーから外れたことで2015年に予定されている14nmプロセスのA9プロセッサの製造については影響はないだろうと伝えています。以前の報道ではA9プロセッサについてはSamsungとTSMCの2社が供給し、Samsungは40%を供給すると伝えられていましたが、最新の報道ではA9プロセッサはTSMCが16nmプロセスで製造し、Samsungの製造工程がAppleの要求を満たせば14nmプロセスでの製造にシフトすると伝えられています。
AppleのSamsung離れはいよいよ本格化してきたようですね。
参照元: MacRumors
執 筆:リンゴバックス
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iPhone Mania編集部
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