2014年2月16日23:39公開 / 2016年9月2日02:15更新

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ドコモ、愛犬を見守る「ペットフィット」発表。脱走時にはGPSで探せる!

ドコモ、愛犬を見守る「ペットフィット」発表。脱走時にはGPSで探せる!


 
ドコモは2月13日、愛犬用の新サービス「ペットフィット」の提供を発表しました。首輪に3G、GPS、Bluetoothの通信装置付き端末を装着することで、愛犬の状態や運動量をiPhone等のスマホでモニターできるほか、迷子になった場合は現在地を知ることができます。サービスは3月開始予定で、事前予約を行う予定です。

愛犬の様子や居場所をスマホで確認可能。他キャリアスマホもOK

愛犬の様子や居場所をスマホで確認可能。他キャリアスマホもOK
 
ドコモが発表した「ペットフィット」は、首輪に装着する「タグ」と、充電器になる「ステーション」で構成されます。「タグ」は3G通信で愛犬の様子や周辺温度をドコモのクラウドサーバーに送信・蓄積し、ユーザーはスマホ(ドコモ以外のキャリアも可)やパソコンの専用サイトで情報を確認できます。
 
「ペットフィット」の紹介動画はこちらです。

カロリーの摂取・消費状態、睡眠時間を最大10アカウントで見守り可能

「ペットフィット」にはペットフード情報が900種以上登録されており、与えた食事の量から摂取カロリーを自動計算可能です。愛犬の運動状態から消費カロリーを計算でき、食事量の目安がわかるほか、睡眠時間も確認できます。
 
カロリーの摂取・消費状態、睡眠時間を最大10アカウントで見守り可能
 
暑さに弱い犬種に安心なのは、設定温度を超えるとお知らせメールが届く機能です。将来的に、外出先からエアコンを操作できるスマート家電と連携できると安心ですね。
 
愛犬を見守ることができるのは、最大で10アカウントまで登録可能なので、実家で飼っている愛犬の様子を、離れて暮らす子供がペット禁止のマンションから確認することもできます。

万が一、脱走しても迎えに行ける!

筆者の実家で飼っていた犬が、散歩から帰ってふと目を離したわずかなスキに逃げ出し、家族で探し回っても見つからず、大変心配したことがありました。犬は3日後に帰ってきましたが、「ペットフィット」を装着していたら早く見つけてあげることができたかもしれません
 
海外でペットの顔をiPhoneで認識し、迷子のペットを救助するシステムが開発されていますが、現時点で日本ではサービスが開始されていません。
 
万が一、脱走しても迎えに行ける!
 
「ペットフィット」には迷子検知機能があります。Bluetoothで常時接続された「タグ」と「ステーション」の通信が10分間切断されると迷子として認識され、「タグ」が切断情報を3G回線でサーバーに送信し、ユーザーに「迷子通知」のメールが届きます。ユーザーは、タグが受信したGPS位置情報をスマートフォンやパソコンから確認可能となっています。

価格は初回契約25,900円、1年後の契約更新は7,500円

「ペットフィット」の価格は、初回契約時支払額が25,900円(税抜)です。内訳は、端末代金16,400円、通信料5,100円(365日間・75MBのプリペイド方式)、付加機能使用料2,400円、事務手数料2,000円です。1年後の更新時は、通信料の5,100円と付加機能使用料2,400円の合計7,500円が必要です。
 
現時点では、ドコモの携帯電話とのセット契約割引などは発表されていません。

猫用も開発してほしい!

装着できるのは生後7か月、体重1kg以上の犬で、犬専用商品のため「犬以外には装着しないでください」(ドコモWebサイトより)とのことです。
 
筆者としては、自由に歩き回って時々行方不明になる猫にも、同様の端末を付けてあげたい気もします。
 
 
参照元:NTTドコモ
執 筆:hato

 
 

著者情報

iPhone Mania編集部

iPhone Mania編集部です。iPhone、MacなどApple製品が大好きな国内外のライターが集まり、2013年から記事を執筆しています。Apple製品の最新情報から使い方、お役立ち情報まで、幅広くお伝えしていきます!

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