2014年2月11日20:47公開

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Apple、Touch IDを次期iPhone 6、iPad Air、iPad miniにも搭載

Touch ID


Appleは次期iPhone 6に搭載する指紋認証用のTouch IDセンサーの製造を現在のiPhone 5sと同じ製造方法で台湾のTSMCに発注した模様です。次期iPhone 6のTouch IDセンサーでは、現在の8インチよりもさらに進化した12インチのウエハーレベルパッケージング(WLP)が採用されるのではないかといわれていましたが、Appleはセンサーの製造に関し現在の高い歩留まり率を重視し、従来の8インチの製造ラインのままでTSMC(Taiwan Semiconductor Manufacturing Company)に発注したとDigiTimesが伝えています。

Apple、歩留まりを最優先

昨年、iPhone 5sに初めて搭載されたTouch IDセンサーは、製品の歩留まり率が悪く、発売当初の出荷の遅れの原因の一つとも言われていました。このためAppleが次期iPhone 6で使用するTouch IDセンサーの製造について細心の注意を払っているのは驚くことではありません。現在の8インチのWLPの歩留まり率は95%と非常に高いのですが、もし12インチの製造ラインにシフトした場合には70〜80%に落ちてしまうといわれています。

Touch IDは次期iPad、iPad miniにも搭載

昨年は、一部でTouch IDがiPadやiPad miniに搭載されるのではと予想されていましたが、結局Touch IDセンサーの歩留まり率が悪く、AppleはiPadへの搭載は見送ることになり、iPhone 5sだけに搭載されました。Appleが現在の製造方法で歩留まり率を優先したのであれば、今年は次期iPhone 6にTouch IDが搭載されるのはもちろんですが、iPadやiPad miniにも指紋認証センサーが搭載されることになると思われます。
 
 
参照元: AppAdvice
執 筆:リンゴバックス

カテゴリ : iPhone6, 最新情報   タグ : , , ,
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iPhone Mania編集部

iPhone Mania編集部です。iPhone、MacなどApple製品が大好きな国内外のライターが集まり、2013年から記事を執筆しています。Apple製品の最新情報から使い方、お役立ち情報まで、幅広くお伝えしていきます!

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