iPadとiMacで使えるスタイラスペン「iPen2」が登場間近か?!
スタイラスペンの課題はボールペンで書き込む感覚を、iPadのようなタブレットでどのように再現させるかでした。今回紹介するスタイラスペンは、独自に開発したセンサーレシーバーにより本物のペンで紙に書いているような感覚で描けるように開発されたiPen2です。
iPen2と従来のスタイラスペンの違い
今までスタイラスペンは、Bluetooth接続を利用して本物のペンで書くような感覚を再現していました。iPen2は、Bluetooth接続を利用しないでスタイラスペンのペン先を捉える仕組みを開発しました。それがセンサーレシーバーです。
iPen2のペン先には目に見えない不可視光線が放出されていて、小型カメラを内蔵したセンサーレシーバーがその光を捉えるという仕組みです。センサーレシーバーとペン先の間がちょうど三角形になるように計測方式をすることで、ペン先の位置を高い精度で検知できるようになったそうです。
またどの角度にiPen2を持ったとしても、不可視光線を捉えることができるようにペン先にも工夫がされているため、ペンの移動する早さについてこられる描画が可能になったのです。
iPen2の特徴
ペン先は従来のスタイラスペンのような太いものではなく細いものになりました。
そしてどの角度からもセンサーレシーバーに不可視光線を送ることができるため、ペン先の位置を正確に捉えることが可能になりました。実際にペンで書いてるような感覚を再現できるようになったのです。
気になる価格と発売状況
iPen2の価格ですがiPad版とiMac版があり、直販サイトでiPad版が$149.00(2/10時点、約15,247円)、iMac版が$219.00(2/10時点、約22,410円)で購入できます。またiPad版のiPen2にはiPad(4世代)とiPad Airモデルが用意されています。
iMac版は2/10時点で既に売り切れの状態になっていますが、iPad版については予約受付中となっています。また$20の値引きセールをやってみますので、予約をするなら今がチャンスかも知れません。
発売予定は2014年春頃となっているので、3月~4月頃までには発売されると思われます。しかもiMac版もiPad版もiPen2は同じ製品となっていて、違いはセンサーレシーバーだけです。どちらか一方のiPen2を購入したら、残りのセンサーレシーバーを購入するだけで、iPadでもiMacでもiPen2を使うことができます。
iPen2ならBluetooth接続を使わないので、病院などの通信機器を制限された場所でも利用できます。病院のカルテがすべてiPadに代わる時代が来るかもしれませんね。
出 典:Cregle
執 筆:KSM
iPhone Mania編集部
iPhone Mania編集部です。iPhone、MacなどApple製品が大好きな国内外のライターが集まり、2013年から記事を執筆しています。Apple製品の最新情報から使い方、お役立ち情報まで、幅広くお伝えしていきます!
iPhone Mania編集部ライター: KSM の記事一覧