米航空宇宙局(NASA)も使用した心理検査に基づき、行動分析企業がAppleのティム・クック最高経営責任者(CEO)の10分間の言動を分析した結果、同氏が「アドバイザー」タイプであることが判明したそうです。
人口のわずか10%しかいない「アドバイザー」タイプとは?
行動科学者のテービー・ケーラー氏が開発したことで知られるPCM(Process Communication Model)は、行動分析に基づき、パーソナリティ診断を行なうことができる画期的なツールです。
行動分析企業のMattersightがPCMを用いてAppleのティム・クックCEOのイベントでのふるまいを分析したところ「正式」「ていねい」「価値を追い求める」言葉をよく使用する、「アドバイザー」タイプであることが明らかになりました。
アドバイザーはコミットメントを重要視し、献身的で、注意深く、良心的であるといわれています。
アドバイザーは、PCMの6つのパーソナリティ型のひとつであり、その他にオーガナイザー、連結者、独創的な人、実行家、夢想家があるようです。その中でもアドバイザーは全人口のわずか10%しかいないといわれており、その75%が男性とされていますが、女性陣でも元米大統領候補のヒラリー・クリントン氏や、Hewlett Packarの元CEOメグ・ホイットマン氏が同タイプであるとのことです。
オーガナイザーに分類される人にTesla、Space XのCEOのイーロン・マスク氏や、元米大統領のバラク・オバマ氏などが挙げられるそうです。FacebookのCEOのマーク・ザッカーバーグは独創的な人タイプだといわれています。
Source:Mattersight via AppleInsider
(lexi)