ソフトバンク、大規模通信障害のお詫びを発表 野田総務大臣「重大事故の可能性」

ソフトバンク
 
ソフトバンクは公式HPに先日発生した大規模通信障害に関してお詫び文を掲載すると同時に、今後は障害発生時の迅速な報告体制、ネットワークの安定的運用に向けて取り組みをさらに強化することを発表しました。

約67万回線に影響

ソフトバンクは2月19日に発生した大規模通信障害に関して、午前9時30分から午後6時44分までの間、東京の一部エリアの固定電話との通話が利用しづらい事象が発生していたと発表、以下のようにお詫び文を掲載しています。
 

 
今回の通信障害で影響を受けた回線は約67万回線にのぼり、原因はソフトバンク回線と他通信事業者の回線をつなぐ中継機器に不具合が起きたためとしています。

「重大事故」に当たる可能性

2月20日に行われた閣議後の会見では、野田聖子総務大臣が「長時間にわたって通信手段に障害が発生したということは、大変残念。電気通信事業法上の重大な事故に該当する可能性が高い」とコメントしています。
 
ソフトバンクは2009年にも大規模通信障害を起こしており、総務省から行政指導を受けていました。
 
 
Source:ソフトバンク,総務省
Photo:flickr-MIKI Yoshihito
(kotobaya)

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