米Appleは、スマートスピーカーHomePodを2月9日にアメリカ、イギリス、オーストラリアの3カ国で発売すると発表しました。予約受付は1月26日から開始されます。また、フランスとドイツでも今春発売予定であることも発表されています。
HomePodの動作にはiOS11.2.5以降のiOSデバイスが必要
米Appleは現地時間1月23日、公式Webサイト上にプレスリリースを掲載し、HomePodの予約受付を現地時間1月26日（金）に開始し、販売を2週間後の2月9日（金）に開始することを発表しています。
アメリカでの販売価格は349ドル（約39,000円）で、動作にはiOS11.2.5以降のiOSがインストールされたiOSデバイスが必要です。
具体的な対応モデルは、iPhoneシリーズならiPhone5s以降、iPadシリーズならiPad Pro、iPad Air以降、iPad mini2以降、iPod touchなら第6世代以降となっています。
フランスとドイツでは今春に発売予定と案内されていますが、日本での発売予定については、現時点で情報がありません。
音質とセキュリティにこだわり
Appleは、HomePodの特徴として、搭載されたA8プロセッサがリアルタイムで音響の状態をモデル化し、音の飛ぶ方向を自動調整する、Appleが開発した技術により、部屋のどこに置いても最適な音響で音楽を楽しめる、としてHomePodの音質の良さを強調しています。
HomePodには7個のビームフォーミングツイーターと1個のウーハーが搭載されており、高音と低音をしっかり鳴らすことができるほか、6個のマイクによりユーザーの「Hey, Siri」を聞き取ることができます。
また、AppleはHomePodのセキュリティとプライバシー尊重について、「Hey, Siri」と呼びかけた後の音声情報は暗号化・匿名化されてAppleのサーバーに送信されるため安全、と説明しています。
Source:Apple
(hato)