AppleとMicrosoftは、今年の初めにiTunesをMicrosoft Store(旧Windows Store)にてリリースする計画を発表しましたが、2017年末までの実現は難しいのではないかといわれています。Windowsへの最適化に時間がかかっているのが原因とされています。
Windows 10 Sユーザーはさらに待つことに
Microsoft Storeとは、Windows 8.x/Windows RT以降のバージョンのWindows OSで利用可能なアプリストアです。元々スマートフォンなどのモバイルプラットフォームで大きく成長し、後にOSへと統合されました。
Windowsユーザーは、わざわざMicrosoft Storeを介さなくてもAppleのiTunesをダウンロードすることはできますが、Windows 10 Sデバイスユーザーだけは例外です。
教育向けのローエンドデバイスとして展開されているWindows 10 Sデバイスは、必要最小限の機能のみを兼ね揃えたWindowsを搭載しており、ソフトウェアはMicrosoft Store以外ではダウンロードできません。
Windows 10 Sデバイス
Appleは、「最大限のiTunes体験をユーザーに届ける努力をしているため、もう少し時間がかかる」と、Windowsへの最適化が遅延の原因であるとコメントしています。
Source:AppleInsider
Photo:Windows
(lexi)