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2014年1月31日 23時45分

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iPhone投入しても減収のドコモ、春の「学割」に勝負賭ける

iPhone投入しても減収のドコモ、春の「学割」に勝負賭ける


ドコモは1月31日に2014年度期第3四半期決算説明会を行いました。iPhone投入後最初の四半期でしたが、営業収益は前年同期比0.2%マイナス、営業利益は1.9%マイナスと、劇的な改善とはなりませんでした。
 
iPhoneを投入後、しばらく在庫が確保できなかったこと、「月々サポート」による営業費用の増大が影響した模様です。コストの効率化やスマホ契約率上昇による顧客単価上昇等で、当期純利益は3.3%のプラスを確保しました。

「iPhone効果」に疑問符のつく決算

2013年10~12月の実績に基づく今回の決算説明会は、「ドコモのiPhone」が経営にもたらした効果を示す場でした。営業収益は3兆3,636億円で、前年同期比マイナス0.2%、営業利益は6,887億円でマイナス1.9%と、「iPhone効果」に疑問のつく決算となりました。
 

「iPhone効果」に疑問符のつく決算

出典:ドコモ


 
営業利益ダウンの要因として、「月々サポート」によるコスト増大と音声収入の減少が挙げられています。一方、コストの効率化によって当期純利益は4,302億円と、前年同期比でプラス3.3%となりました。

ドコモ加藤社長「iPhone投入で競争力は向上」

ドコモiPhone販売に参入した2013年9月、ドコモはMNPで13万件以上の顧客流出に見舞われました。その後もMNPによる顧客流出は続いているとはいえ、月を追うごとに流出数は縮小しています。12月には、MVNOへの回線販売も含めた純増数で2年ぶりのトップとなり、iPhone投入以降の上昇トレンドが強調されています。
 


ドコモ加藤社長「iPhone投入で競争力は向上」

決算発表する加藤社長


 
ドコモの加藤社長は、iPhone販売効果で純増数が拡大し、競争力が向上していると胸を張りました。

iPhoneを武器に臨む春商戦の行方は?

春商戦は、携帯電話業界にとって最大の書き入れ時です。ドコモにとって、2014年の春商戦はiPhoneを武器に戦う最初の大一番となります。春商戦では「若年層と家族にアプローチ」をトップに据え、一連の「学割」キャンペーンで学生とその家族を取り込む方針を示しました。

ソフトバンクの新料金サービス追随には明言せず

1月24日にソフトバンクが発表した新しい料金プランについて記者団から問われた加藤社長は、「大変、工夫されているなという気がした」と印象を述べ、対抗策の有無については「にわかにはない」「適切な対応をするタイミングがあれば、そうしていく」と、具体的な対応については明言しませんでした。
 
注目を集めたiPhone投入でも収益を伸ばせなかったドコモが、「学割」を中心とした春商戦でどこまで巻き返すか、auとソフトバンクがどう対抗するか、キャリアの動向が注目されます。
 
 
参照元:NTTドコモ
執 筆:hato

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