アップル四半期決算発表、過去最高の売上を記録
アップルはiPhone、iPad、そしてMacの売上により過去最高の四半期決算の発表を行いました。2104年第1四半期の決算発表はアップルCEOのティム・クック氏、CFO(最高財務責任者)のピーターオッペンハイマー氏、コーポレートコントローラー(経理財務担当者)のルカ・マエストリ氏による電話会議の形で実施されました。以下は今回の決算発表でのiPhoneとiPadに関するポイントです。
・2014年1月の段階でiPhoneやiPadなどのiOSデバイスの80%でiOS7が起動しており、iOS7は世界で最も流通しているオペレーティングシステムです。
・アップルは四半期決算の最終で1,588億ドル(16兆3,032億円)の現金をもち、前四半期からは結果的に120億ドル(1兆2,320億円)増額しました。
・iPodの売上は昨年12月には52%減少しました。
・中国移動のiPhone販売をうけて、1月中旬には中国でのアクティベーションが過去最高を記録しました。
・CEOのティム・クック氏はiPhoneの商品構成のうち、ミッドレンジモデルであるiPhone 5cの売上が予想とは違ったことを認めました。
iPhoneビジネスについて
日本でのiPhoneの売上はこれまで増加してきましたが、9月にはドコモが新たに販売パートナーとなり売上がさらに加速しました。同様に中国、ラテンアメリカ、中東やロシアでも売上は好調です。中国移動との新しい販売パートナー契約は複数年にわたる契約でアップルにとって中国は非常に重要なマーケットと考えています。
iPhoneの顧客ロイヤルティは高く、調査会社のChangeWaveによれば96%のユーザー満足度を得ており、またKantarによれば顧客ロイヤルティは90%となっています。
アメリカのスマートフォン市場でiPhoneは59%のシェアをもち、北米のスマートフォンからのウェブトラフィックではiPhoneからのアクセスが54%となっています。
iPadビジネスについて
今四半期では供給側の制限があり、iPadの売上は前年比14%増に留まりました。中国本土でのiPadの売上は非常に強く、その他中東、ラテンアメリカ、ロシアやヨーロッパ西部でも順調に伸びています。
ユーザーの97%がiPadに満足しているという調査結果があります。
アメリカのタブレット市場ではiPadは78%のシェアを占め、今年ほとんどのNFLチームでiPadがプレーブックとして採用されました。また、テキサス州の公立学校だけで750,000台以上のiPadが販売されました。北米ではタブレットからのウェブトラフィックではiPadからのアクセスが78%を占めています。
参照元: Apple Insider
執 筆:リンゴバックス
iPhone Mania編集部
iPhone Mania編集部です。iPhone、MacなどApple製品が大好きな国内外のライターが集まり、2013年から記事を執筆しています。Apple製品の最新情報から使い方、お役立ち情報まで、幅広くお伝えしていきます!
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