iPhone 5s/5用の歩きスマホ対策ケースとアプリが年内前半に登場か?
iPhoneやスマートフォンを操作しながらの歩行は、前方から来る人や車に気がつかなかったり、足元の段差や障害物などが目に入らなくなるので非常に危険です。歩きスマホをしても安全な歩きスマホ対策ケースとアプリが開発されました。
歩きスマホは万国共通の悩み
歩きスマホは、日本だけの問題ではなく世界でも共通の問題点のようです。国内で歩きスマホに関する調査を行った結果、歩きスマホを日常的に行っている人の約23%の人が事故や怪我を経験している結果が出ています。海外でも歩きスマホで転倒する人などが多く、ニュースでも取り上げられています。
歩きスマホへの捉え方
日本と海外では歩きスマホに対する考え方が違うようです。国内であれば「歩きスマホは危険だからやめましょう。」ということを周知し注意喚起を図っていますが、海外は「歩きスマホをしても危険がないように工夫をしよう」という発想なのです。この発想から歩きスマホ対策ケースとアプリが開発されたのです。
開発されたケースとアプリ
このFLiCCが開発した歩きスマホ対策ケースは、カメラ部分に前方が見えるように角度を自由に変えられる鏡が取り付けられています。
この鏡を通して映した映像をiPhoneのカメラが取り込み、専用アプリの背景に表示させるようになっています。メールやWEBを閲覧していても、その背景には前方から来る人や車、足元の段差などが表示されるので安全という訳です。現在、専用アプリではメールとWEB、一部のSNSでしか利用できないとのことです。今後開発が進み、様々なアプリなどで利用可能となるでしょう。
FliCCの歩きスマホ対策ケースとアプリについては2014年の前半にリリースする予定と、開発元であるNortron Technologiesのコナー・ハリー氏は話しています。
国内では受け入れられるのか
この歩きスマホ対策ケースとアプリですが、はたして受け入れられるのでしょうか。既に各携帯電話会社は歩きスマホについては危険なのでやめましょうという方針を打ち出しています。この方針に対して、このケースとアプリは歩きスマホを認めたことになるからです。
この歩きスマホ対策ケースとアプリがあれば、ある程度の安全は確保できるかもしれませんが絶対に安全とは言えません。一番の安全は、歩きスマホは止めて作業ができる場所に移動することではないでしょうか。
出 典:FLiCC
執 筆:KSM
iPhone Mania編集部
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