9月22日のiPhone8/8 Plus発売日当日はiPhone8 Plusのゴールドを試してきましたが、23日は地元のキャリアショップを巡り、iPhone8 スペースグレイの展示機に触れてきました。あわせて展示されていたiPhone7のジェットブラックとも比べました。
iPhone8スペースグレイとiPhone7ジェットブラックは微妙に違う
iPhone7/7 Plusではブラック系の色が、マット仕上げの「ブラック」と、光沢感のある「ジェットブラック」へと変わりましたが、iPhone8/8 Plusではまたスペースグレイが復活しました。iPhone Maniaの「iPhone8/8 Plus/X 予約・入荷・在庫状況 情報掲示板」に寄せられた投稿集計結果では、スペースグレイはゴールドと並んで人気色となっています。
筆者の住む兵庫県内のある地域では、大手3キャリアの店舗いずれもがiPhone8 Plusのゴールド、iPhone8のスペースグレイを展示しており、シルバーはどの店舗でも見られませんでした。
まずこちらがiPhone8のスペースグレイ、前面部分です。背面と同じく、前面のベゼル部分も黒色で仕上げられており、引き締まった印象を与えます。
底部はiPhone7/7 Plusに引き続き、3.5mmイヤホンジャックがありません。
側面は、ほとんど目立たない色ではありますがアンテナラインがあります。
こちらは背面です。ガラス製パネルとなっており、非常に反射しやすいです。エッジ部分は丸みを帯びており、iPhone7/7 Plusのジェットブラックに近い光沢感があります。
iPhone8 スペースグレイの隣に、iPhone7 ジェットブラックが展示されていました。左がiPhone8 スペースグレイ、右がiPhone7 ジェットブラックです。写真でみるとほとんど違いはないようにみえますが、実際に見ると、光沢感や色味が微妙に違います。
はっきりと違うなと感じたのは、カメラのレンズ部分です。iPhone8、iPhone7ともにレンズ部分はフラットではなく、少し出っ張っているのですが、出っ張り方が違います。
左がiPhone8 スペースグレイ、右がiPhone7 ジェットブラックです。レンズのふちの部分に注目すると、微妙に違います。
昨年のiPhone7/7 Plus発売時に撮影したiPhone7 ジェットブラックの写真と並べてみました。iPhone7の方がiPhone8よりも飛び出ている感があります。
側面はひと目見て異なるのがわかります。iPhone8 スペースグレイは、iPhone7/7 Plusのブラックのようなマットな黒色で、アンテナラインも比較的わかりやすいです。
iPhone8ゴールドと旧モデルのローズゴールドは全然違う
iPhone8 Plusのゴールドも展示されてあったので、筆者の使っているiPhone6s Plusのローズゴールドと比べてみました。
まずは背面の比較です。左がiPhone6s Plus ローズゴールドで、右がiPhone8 Plus ゴールドです。iPhone8 Plus ゴールドをさわってきたレポートでは”ピンクがかったゴールド”と形容したのですが、どちらかというとベージュに近いでしょうか。ローズゴールドと並べると違いは一目瞭然です。
こちらは左がiPhone8 Plus ゴールド、右がiPhone6s Plus ローズゴールドです。
iPhone6sシリーズでは背面にとても目立つ配色でアンテナラインが配置されていたのですが、iPhone8シリーズはすっきりとしたデザインになりました。
地方店舗のiPhone8/8 Plusの売れ行きは?人気カラーは?
兵庫県内の複数の店舗を回ったところ、店舗によってはiPhone8 Plusの当日在庫があるところもありましたが、多くは予約受付中となっており、都市部の大型店舗だけでなく地方店舗も豊富に在庫があるとはいえないようです。
あるキャリア店舗スタッフによると、この店舗ではゴールドの人気が比較的高いとのことでした。iPhone8よりもiPhone8 Plusの方が人気で、ストレージ容量も64GBより大容量の256GBを選ぶ方が多いようです。予約受付中のモデルの入荷予定については、目安ではありますが、iPhone8 Plusの場合は最長2週間程度とのことです。
11月発売のiPhone Xを選ぶユーザーが多く、昨年のiPhone7/7 Plus発売時よりも盛り上がっていないと言われるiPhone8/8 Plus発売ですが、ガラス製となった背面パネルは、実際に見ると写真で見る以上の美しさがあります。購入予定のない方も一度店舗を訪れて展示機に触れてみてはいかがでしょうか。
(asm)