スタバの公式iPhoneアプリでパスワードが漏えいする危険性を確認!
スターバックスは、iPhone向けに開発した自社の決済用アプリに入力するパスワードや位置情報が暗号化されていない状態で保存されていることを認めました。情報サイトComputerworldのレポートによると、アプリ内でユーザーパスワード等がテキスト形式の状態のまま保存されているとのことです。
位置情報まで見れてしまう状態
Computerworldによると、スタバのアプリが入ったスマホを自由に利用できる人は誰でも、そのスマホをパソコンに接続してしまえばパスワードやユーザー名が見れてしまう状態で情報が保存されているようです。
スマホに特別なハッキング行為をしなくても、例えばスマホを盗んだ人であっても重要情報が表示されるようです。この情報の中には、位置情報(緯度、経度の記録)のリストなども含まれるようです。
このアプリのセキュリティに係る脆弱性については、セキュリティ専門家のDaniel Wood氏が最初に発見してオンライン上のセキュリティ関連サイトに投稿したようです。
スタバはアプリの改修を急ぐ考え
スターバックスは、声明でこの問題について会社として認識しており、iOS用アプリのアップデートを急ぐことを約束しています。
なお、スターバックス・コーヒー・ジャパンの公式ホームページによると、同アプリの日本語版は公開されていないようです。
参照元:MacRumors
執 筆:MIYA
iPhone Mania編集部
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