赤外線操作可能なiPhoneアプリを誰でも作れる「IRKit iOS SDK」公開!
IRKitプロジェクトは2014年1月15日、外出先からiPhoneを使って家の中の家電製品を操作出来る「IRKit」を発売しました。同時に赤外線操作に対応したライブラリ「IRKit iOS SDK」をオープンソースとして公開しており、これにより個人でも赤外線操作に対応したiPhoneアプリを作成可能になり、ネット接続したPCから家電製品を操作することも出来ます。
エアコンやテレビの消し忘れで家に戻ったりしなくて済む
「IRKit」を使えば、「あれ?エアコン切ったっけな~?」など自宅の家電製品に対して、外出先からiPhoneで電源オンオフを操作する事が出来ます。便利な使い方としては電車の中からエアコンの電源をオンにして、部屋を暖めておくということも可能になります。
使い方は至ってシンプル。iPhoneアプリをダウンロードし、「IRKit」を自宅のWiFiに接続します。その後「IRKit」に操作したい家電製品のリモコン信号を読み込ませると、リモコンの代わりにアプリ内から家電製品を操作する事が出来る流れとなっています。
赤外線操作をしたいリモコンアプリを自分で作れる
iPhoneアプリを自作したことがある方ならば、「IRKit iOS SDK」を使って赤外線操作に対応したiPhoneアプリを自分でも作る事が出来ます。
これまでリモコンアプリを作る為には電子回路などの専門知識をが必要となり敷居の高い技術でしたが、今回公開された「IRKit iOS SDK」とiOS SDK(iPhoneアプリを作る為の環境)を使えば専門知識が少なくてもリモコン操作に対応したiPhoneアプリを個人単位から作る事が出来ます。また、PC環境においてもjavascriptを使ってWeb上から家電製品などを操作する事が出来るようになります。
これまでiPhoneアプリの主流は、iPhone内で完結するコンテンツが主流でした。しかし今後は「IRKit iOS SDK」の公開によってiPhoneの中を飛び出し、実生活の中の利便性を向上させてくれるようなアプリを個人でも開発出来るようになった為、今後はリモコン対応の便利なアプリが登場する事が予想されます。
参照元:IRKit
執 筆:chappy
iPhone Mania編集部
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