アップル株、粗利率の低下で格下げへ
大手金融機関のWell Fargoは、アップル株式の格付けを「アウトパフォーム(株価上昇がベンチマークを上回る水準)」から「マーケットパフォーム(ベンチマーク並みの水準)」へと格下げしました。
粗利率が2.25%低下
格下げが実施された理由としては、アップルの粗利率がiPhoneの新型モデルが発売されてからの2期間で2.25パーセント下落したことが主な原因のようです。
同行ではアップルの株式価値の予測値を536ドル(約56,173円 1ドル=104.8円(2014年1月4日レート)で換算、以下同じ)から581ドル(約60,889円)の範囲として変更しておりませんが、おそらく現在のところアップル株式価値は当該範囲の下方にあるものと推測されます。
通信キャリアとの力関係に変化が
Well FargoのMaynard氏は、アップルと通信キャリアとの力関係が変化してきていると考えており、その理由を通信キャリアの販売形態が従来型の助成契約から前払契約への移行や割賦契約と販売の分離に移行してきているからであるとしています。
アップルの株価は、2013年にはローラーコースターのように山あり谷ありの乱高下を繰り返していましたが、今後も、粗利率低下などの懸念材料がある一方、iPhone 6の発売など、様々な材料で投資家に物色される事になりそうです。
参照元:9to5Mac
執 筆:MIYA
iPhone Mania編集部
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