アップル、サムスン製品の販売差止の継続を請求
アップルは、26日に現在実施されているSamsung製品の販売差止の継続を申請しました。その理由としては同製品がアップルの重要な特許を侵害しているという理由であり、特にズーム調節機能といった知的財産が含まれます。
ユーザーインタフェースに関する機能などの技術が対象
2012年にアップルが自社の機能やデザインの特許をSamsungに侵害されたとしてSamsung製品の販売禁止を求めたアメリカ地方裁判所の裁判で勝訴しています。その後判決に基づきアップルから販売差止請求の申請が初めてなされました。
11月に米国連邦巡回控訴裁判所はLucy Koh裁判官にアップルの訴訟の再審を命じましたが、訴えは退けられています。この訴訟では、ラバー・バンディング、タップ・ズーム機能、ズーム調節などのユーザーインタフェースに関する3つの機能が含まれています。
今後も裁判での争いが続く
Samsungはこの決定に対して再審を請求をすることで引き延ばすことも可能でしたが、そのようなことはせずにもっと重要な裁判に備えることを選びました。
アップルもまた、今後予定されている裁判でデザインパターンに関する権利侵害を断固として主張していくようです。
アップルは来年1月以降、北カリフォルニア地方裁判所に製品の販売差止の請求を求めていく構えです。
参照元:AppleInsider
執 筆:MIYA
iPhone Mania編集部
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