携帯各社からのお願い「あけおめメール」はwifi環境で送りましょう。
毎年恒例ですが今年も携帯各社から、年末年始にかけて「あけおめメール」を控えて欲しいというプレスリリースが発表されました。
年賀状を送る代わりに、携帯電話を使った新年の「あけおめメール」は、知人や友人などに手軽に新年の挨拶を送ることができる便利な方法です。また最近はソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の利用者も増え、SNSで知り合った人たちとの「あけおめメール」のやりとりに携帯電話を使われる方が多いようです。
カウントダウンで新年が明けたと同時に多くの方が「あけおめメール」すると、メール遅延やネットへのアクセスに遅延が起こり、サービス全体へ大きな影響を与えてしまうため携帯電話各社から注意とお願いがでています。
大晦日から元日にかけての約2時間がピーク
一般社団法人電気通信事業者協会TCAでは、次のような目安になる表を作って電話やメールの送信ができない時間があることや、電話がつながりにくくなる、メール配信に遅延が発生する時間帯があることを掲載して注意を呼び掛けています。
利用者が増えてきているLINEやTwitterなども、年末年始に関わる注意を呼び掛けている可能性がありますので、確認することにしましょう。
ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)はどうなるのか
LINEやTwitterなどのソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)は、年末年始の対応についてどのような対策をとっているのか、公式HP、公式ブログなどをチェックして見ました。
■LINEの場合
LINEの公式ブログでは、LINE側でもサーバーの増強、通信キャリアと連携した通信トラフィック負荷のモニタリング、LINEを含むLINE公式アカウントからの負荷が高まる時間帯のメッセージ配信・ホーム投稿の制限などの対策を行うことを明記しています。それでもユーザーに対しては、携帯電話会社への通信負荷軽減の方法としてや無線LANスポットなどのWi-Fi環境を使って、LINEを利用するよう協力を呼び掛けています。
■Twitterの場合
Twitterでは公式サイトやブログなどで、年末年始に関わる協力のお願いは見当たりませんでした。それどころか2013年には「あけおめTwitter」が1秒間にどの程度までいったかなど、TPS(Tweets per second)を競っている記事を多く見かけました。Twitterでの新年のあいさつは特に問題はないようです。
■Facebookの場合
Facebookについても、特に控えてくださいといった記事を見つけることができませんでした。
携帯電話会社からの呼びかけ
大晦日から元日にかけては、携帯電話会社が提供している電話やメールでの「あいさつコール」や「あいさつメール」は控えて欲しいというプレスリリースが各社から出ております。電話に関しては繋がりづらく、メールに関しては1~2時間程度遅延する可能性があると言う事です。
LINEやTwitter、Facebookなどを利用する場合はWi-Fi環境での利用を心がけると快適に新年のあいさつが出来るようです。
出 典:一般社団法人電気通信事業者協会 TCA
執 筆:KSM