iPadをビジネスに導入!業務時間が2時間短縮したP&Gの例
最近iPadをビジネスに活用することで業務効率の向上を図る企業が増えてきています。そこで本日はiPadを営業現場に導入し業務時間を2時間も短縮する事に成功したP&Gサロンプロフェッショナル事業部の例を紹介します。
iPad導入で営業中の隙間時間を有効活用
P&Gが営業職の業務時間を2時間も短縮させる事に成功したのは、営業職に多い「隙間時間の活用」が大きなポイントとなります。メールやり取り、エクセルへの数値入力、商談内容の記録など、これまでノートパソコンの前にどっしりと構えて取り組むものばかりでしたが、P&GはこれらをiPadを利用して移動中や営業の空き時間にこなす事で業務効率が格段にアップしました。
また、従来使用していた紙資料も廃止し、営業ツールは自社のアプリを通じて共有しています。美容業特有のデザインや色彩、技術という紙資料と口頭だけでは伝わり切れない部分もiPadを使用して動画を見せたり、カラーをチェンジしながらデザインに当て込んでみたりと、情報伝達力に優れた臨場感ある商品説明が可能になりました。
テザリング活用で年間500万円のコスト削減を実現
さらにP&GはiPadを導入する事で通信費のコスト削減も実現しています。具体的には自社内の顧客管理システムに接続するための通信データカードをiPadのテザリングに切り替えることで年間500万円もの通信費削減となっています。
P&Gの営業職は特定のオフィスが存在しません。月に1回のミーティング以外は基本的に出社する必要は無し。デスクワークは自宅でこなし営業先へも自宅から直行直帰という「オフィスレス」スタイルを採用しています。このような自由度の高いワークスタイルにはiPadを活用しアプリで業務を効率化させる動きは非常に相性が良いのではないでしょうか。今後オフィスレスの仕事も増えてくる事が予想される為、iPadをビジネスに導入する企業はこれからも増えていくでしょう。
参照元:マイナビ
執 筆:chappy
iPhone Mania編集部
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