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2013年12月14日 15時36分

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ソフトバンク、スプリントに続きTモバイルも買収か?米国携帯業界に激震?!

ソフトバンク、スプリントに続きT-mobileも買収か?米国携帯業界に激震?!
アメリカ3位の携帯キャリアで、ソフトバンクの子会社であるスプリントが、来年前半にも4位の携帯キャリアであるTモバイルを買収を計画しているとThe Wall Street Journal(電子版)が報じています。実現すれば、アメリカ第3位の巨大携帯キャリアがソフトバンクの傘下に入ることとなります。

買収額は2兆円以上、巨大な3社に業界再編

合併後の3社の売上額

合併後の3社の売上額
(出典:The Wall Street Journal)



スプリントによるT-Mobile買収額は200億ドル、約2兆円(1ドル=103.21円で換算)以上と見込まれています。両社が合併すれば、約5,300万件のポストペイド契約者を持つことになります。ポストペイド契約とは、プリペイド(前払い)と反対に、利用料金を後払いする方式で、日本主流の契約方式です。首位Verizonは9,500万件、2位AT&Tは7,200万件のポストペイド契約者数を持ちます。
 
最近までスプリントとT-Mobileは、大手2社に顧客を奪われ続けてきましたが、T-Mobileは直近の2四半期連続で契約数を増やしています。これには、月額60ドルと低価格に設定したデータ通信プランで、AT&Tの月額80ドルに対抗したことが効果を発揮したと見られます。
 
両社が合併に対して前向きとの報道は以前からなされていましたが、T-Mobile株の67%を保有するドイツテレコムは、アメリカ市場からの撤退を考えているとの情報もあり、同社の動向にも注目が集まります。買収が実現すれば、2011年にAT&TによるT-Mobileの買収計画が司法省に却下されてわずか2年で、アメリカの携帯電話業界の再編が起こることとなります。

独占禁止法との兼ね合いで政府の判断に注目

両社の幹部は、政府から許可が出れば、VerizonとAT&Tの上位2社と戦うためのネットワーク設備投資や周波数帯の購入でスケールメリットを発揮できると考えているようです。
 
障壁となるのは独占禁止法に関連した政府当局の動向で、業界3位と4位の合併に対する判断が注目されます。なお、アメリカの司法省と連邦通信委員会(FCC)は、本件についてコメントを拒否している模様です。

両社を手にするソフトバンクは端末調達コストで有利に?

ソフトバンクは、シリコンバレーに拠点を構えるなど、アメリカでの動きを活発化させています。今回の買収が実現すれば、ソフトバンクが両社を子会社化することとなります。アメリカで大手キャリアを手中に収めることで、iPhone等の端末調達や技術ノウハウ共有などの面で有利になるメリットが考えられます。
 
孫社長は先日、「サプライズを用意している」と語っていましたが、今回の買収劇が実現すれば、アメリカの携帯業界に激震を与えるビッグサプライズとなりそうです
 
 

参照元:The Wall Street Journal
執 筆:hato

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