Twitter、従業員の8%を解雇へ―昨年以来の大規模リストラ

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Twitterが人員削減として、従業員の8%にあたる300名を解雇する方針を固めていることが、Bloombergの報道によって明らかとなりました。

大規模リストラは昨年6月以来

正確な削減人数は未定ですが、ジャック・ドーシー氏がTwitterの最高経営責任者(CEO)に就任した際と同程度の8%が今回解雇されるとみられています。同氏が2015年6月に就任した際も、従業員4,100名のうち336名がリストラ対象となりました。
 
リストラ内容の発表日については、第3四半期の決算発表前となる見通しで、発表内容が厳しいものとなる可能性を匂わせています。

サービス存続に黄信号?

Twitterは先月から今月初旬にかけて、SaleforceやDisney、Microsoft、Googleなどによる買収計画が噂されていましたが、経営改善のめどが立たないことなどから、最終的には全社が見送る結果となりました。
 
ユーザーの伸び率も鈍化し、収益化のめども立たず、株価は直近12ヶ月で40%も下落するなど、先の見えない経営状況にサービスの存続が危ぶまれています。日本では非常に人気のあるSNSだけに、サービス終了は回避して欲しいところですが…。
 
なお、今回の件に関してTwitterはコメントを控えています。
 
 
Source:Bloomberg
(kihachi)

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