Googleが現地時間10月4日に開催したイベントで、家の中でネットワークでつながったさまざまな家電製品を、主に音声でコントロールするためのハブ「Google Home」を発表しました。
この分野ではすでにAmazonがAlexa Echoを販売しており、Google Homeはこれに真っ向から戦いを挑んだ形です。
CNETが、EchoにはないGoogle Homeの機能をピックアップしているので、いくつかご紹介します。
曲名を忘れた場合でも探してくれる
音声アシスタントGoogle Assistantのおかげで、曲名を思い出せない場合でも、ヒントをいうと該当するものを探してくれます。Googleのプレスイベントでは「OK Google、『ズートピア』でシャキーラが歌っていた曲をかけて」というと、「Try Everything」を正しく再生していました。
Chromecastのオーディオレシーバーとして使える
スマートフォンに保存してある曲をスピーカーで聴きたいような場合、アプリでChromecastロゴ、Google Homeを選択すれば、Chromecastがインストールされているスピーカーで聴くことができます。
マルチルームオーディオ
Google HomeとChromecast端末を組み合わせることで、複数のスピーカーを同期することができます。
同じ部屋でEcho2台を使って音楽を流したり、家の中の複数のスピーカーで同時に同じ音楽を流すといったことが、Echoではできません。
Chromecast経由でテレビも操作
たとえば「テレビで星を見せて?」とGoogle Homeにいうと、近くにあるテレビの画面に、星に関連したYouTubeビデオが流れます。音声でNetflixのコンテンツを探したり、自分のGoogle Photosを検索しその結果をテレビに表示することもできます(Googleによれば、NetflixとGoogle Photosへの対応は今後のアップデートで可能になるようです)。
カラーが豊富
Echoは当初黒のみで、現在でも黒と白しかありません。一方のGoogle Homeは最初から7色展開となっています。
Google Homeの価格は129ドル(約1万3,000円)でAmazon Echoよりも50ドル安く、11月にアメリカで発売予定となっています。
Source:Google,CNET
(lunatic)