Xiaomiが新しいスマートフォンMi 5sとMi 5s Plusを発表しました。最大の特徴は超音波指紋リーダーをガラスの下に埋め込んでいることです。
超音波指紋リーダーを搭載
Engadgetによると、Xiaomiは前モデルとなるMi 5で超音波指紋リーダーの搭載を検討していましたが、実現には至りませんでした。超音波センサーの量産体制がようやく整ったのが、今年6月だったためです。
指を置く位置をわかりやすくするため、リーダー上のガラスはややへこんでいますが、物理的にクリックするボタン式ではありません。
5.15インチの1080pディスプレイを搭載したMi 5sのもうひとつの売りはカメラです。カメラは1,200万画素でf/2.0の開口部をもつ明るいレンズ、デュアルトーンLEDフラッシュ、位相差AFを特徴とし、4K動画は30fpsで撮影可能です。またソニーの1/2.3型高感度CMOSセンサー採用により、受光感度が大幅にアップしています。
セルフィーカメラは400万画素でf/2.0、最高1080pの動画撮影ができます。
その他ではSnapdragon 821チップセット、3,200 mAhのバッテリー、デュアルSIM、MIUI OSを搭載し、3GBのRAMとストレージ容量64GBのモデル(1,999元=約3万円)と、4GBのRAMと128GBのモデル(2,299元=約3万4,600円)の2展開です。
デュアルカメラ搭載、ただし超音波センサーはなし
Mi 5s Plusは5.7インチディスプレイを搭載、ただし超音波センサーは採用されていません。5sと同じSnapdragon 821チップセットを搭載していますが、クロックスピードは2.35GHzで5sの2.15GHzより高速です。バッテリー容量も3,800mAhと5sよりやや大きくなっています。
そして最大の特徴は1300万画素のデュアルカメラです。デザインもMi 5sのようにアンテナ線が上下に入っておらず、指紋リーダーが背面に配置されています。
Mi 5s Plusは4GBのRAMと64GBストレージ版が2,299元(約3万4,600円)、6GBのRAMと124GB版が2,599元(約3万9,000円)となっています。
ネーミングやデザイン、そしてPlusがデュアルカメラを搭載している点などは、相変わらずAppleのiPhoneを彷彿とさせます。
Source:Xiaomi,Engadget
(lunatic)