2013年12月10日 09時16分
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iPhone 5s 使用するうちに指紋認識が低下するトラブルが多く発生
アップルが9月に発売したiPhone 5sで採用した指紋認証センサーTouch ID、使ってみると非常に便利なのですが、使われ始めて3カ月経ちユーザーから新しいトラブルについての報告が多く寄せられています。
技術サイト5by5を運営する、コンサルタントでエンジニアのDr. Drang氏は、Touch IDは使用するうちに指紋を認証する能力が悪くなって徐々に指紋認証しずらくなってくると自身の運営するブログで報告しています。
10月から既に2回も指紋を登録し直し
同氏は10月中旬にiPhone 5sを購入しました。Touch IDのおかげで、従来のスワイプしてからパスコードを入力するよりも早く操作できるこの機能自体は非常に気に入っているのですが、徐々に指紋を認識しなくなり、これまでに既に2回も指紋を登録し直したそうです。
多くのユーザーから同様の問い合わせ
もちろん使っているうちに徐々に指紋の認識が出来なくなってくる問題が同氏のiPhone 5sだけなら、同氏の端末固有の問題です。しかし、Mac関連のブログDaring Fireballを運営するJohn Gruber氏によりますと、どうやらこの問題は同氏のiPhone 5sだけではないようで、ほかの多くのユーザーからも同様の問い合わせが寄せられていると述べています。
時間とともにこのトラブルは増えてくるのか
Gruber氏のiPhone 5sではこの問題は発生していないようですが、iPhone 5sが発売されて数カ月しか経っていません。指紋認識が徐々に悪くなるという報告自体は、多くの販売数からみればまだまだ少ないものです。しかし、何かしらの問題が起きているのは確かなようですので、今後の進展を見守る必要があります。
実際、この記事はBGRが5日に配信したのですが、その後すぐに多くのユーザーから同様の問い合わせがあったようです。皆さんのiPhone 5sはどうでしょうか?筆者もiPhone 5sを1カ月ほど使用していますが、最近になって何回かスキャンすることが増えているような気がします・・・気のせいでしょうか?
【関連記事】iPhone 5sの「Touch ID」が指紋を認識しない?7つの原因と対処法
参照元:BGR
執 筆:リンゴバックス