ホンダは新型Civicで「iOS in the Car」を搭載、Siri Eyes Freeをアップデート
ホンダは2011年からアップルと協力してSiri Eyes Freeをいち早く採用してきましたが、この機能をさらに進化させた「iOS in the car」を大手自動車メーカーでは初めて2014年発売の新型Civicに搭載することを12月4日に発表すると9toMacが伝えています。
Siri Eyes Freeとは
Siri Eyes FreeはiPhoneと自動車に搭載されているシステムをBluetoothにより接続し、マイクに話しかけることにより、手を使うことなくiPhoneを操作できる機能なのですが、このSiri Eyes Free機能は今年の1月に発表され、アメリカのホンダで販売されているAccordとAcuraの一部モデルではオプションで採用されています。
iOS in the carで車載システムとiOSデバイスをミラーリング
今回発表が予定されている「iOS in the car」では新型Civicのダッシュボードに搭載された7インチのマルチタッチディスプレイとiOSデバイスをミラーリングすることにより、車載のマルチタッチディスプレイからiOSデバイスを操作することが可能となっています。ホンダは自社のTwitterアカウントでこのミラーリング技術は12月から発売される新型Civicに搭載され、従来のSiri Eyes Free機能も同時にアップデートされるとツィートしています。
アップルは各自動車メーカーの車載用のシステムとiOSを統合するiOS in the Carと呼ばれるプラットフォームを今年6月に開催されたWWDCで発表しており、各メーカーとSiriを利用して電話をかけたり、地図をナビゲートしたりできるよう検討してきました。ただし、今回ホンダが新型Civicで採用するiOS in the carやミラーリング技術についての詳細についてはほとんど明らかにされていません。
2014年の多くの新型車で採用予定
アップルは既にホンダの他にも、Audi、BMW、Chrysler、General Motors、Jaguar、Land Rover、Mercedes-Benz、Toyotaの各社と研究を重ねており2014年に発売される多くの新型車にSiri Eyes Free機能が搭載されると思われます。
参照元:9to5Mac
執 筆:リンゴバックス
iPhone Mania編集部
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