iPhonのロック解除をめぐってFBIと対立状態にあるAppleですが、同社はFacebookやTwitterなどとともに、アメリカ政府によるテロ対策の「ドリームチーム」に加わったことがわかりました。
テロ対策の「ドリームチーム」編成!AppleやFacebook、Twitterなど
CNNの報道によると、アメリカ司法省が中心となって組織したテロ対策の「ドリームチーム」には、FBIと対立状態にあるAppleも加わっています。
現地時間の2月24日に開催された会議では、AppleのほかFacebook、Twitter、SnapchatやMTVといった民間企業の首脳陣が出席したほか、複数のアメリカ政府機関、イギリス大使館などが組織の垣根を越えて集まり、テロ対策のため協力することが確認された模様です。
FBIと対立状態のAppleも「ドリームチーム」に参加
Appleは、テロ事件容疑者のiPhoneのロック解除に関する要求を拒絶し、FBIと対立状態にあります。この状況下で政府の取り組みに加わったことが目を引きますが、クックCEOは、ユーザーにあてて公開した書簡で「テロリストには一切同情しない」と断言しており、テロ撲滅という趣旨に賛同したと考えられます。
一方、この「ドリームチーム」に加わったFacebookとTwitterの両社は、CEOがISISから名指しで脅迫を受けています。テロ撲滅のため、「ドリームチーム」による毅然とした姿勢が期待されます。
Source:CNN
(hato)