アップル、BlackBerryの特許技術に触手を伸ばす。
最近公表された大手通信社の報告書によると、窮地に立っているスマートフォンメーカーのBlackBerryはテクノロジー業界の巨人であるアップル、Microsoft、Lenovoなどから買収の提案を受けたものの、同社の経営陣はこれを断固拒絶する決断を下したようです。
IT大手の特許を巡る争いが勃発
この件を取材した米大手通信社のロイター通信によると、BlackBerryの取締役会は同社への買収提案について株主をはじめとした利害関係者にとって最良の利益とはならないことから反対する立場をとることになりそうです。同社は以前にもFairfax Capital社による株式公開買付を検討していたこともありました。
アップルも、BlackBerryの会社資産に興味を持つ企業の一つであり、特に同社の保有する知的財産に触手を伸ばそうとしていたようです。Microsoftも同様であり同社の特許を購入する意欲を示していたようですが詳細は明らかになっていません。
アップルは無線技術が狙いか?
どのような特許権が売買の対象となっているかわかりませんが、BlackBerryは、現在アップルがSamsung等のライバル企業と係争中である特許技術に関連しそうな無線技術等を保有していると言われています。
スマートフォンの特許技術に関する争いは世界中で繰り広げられており、今後は、テクノロジーという切り口から企業の合併や買収(M&A)や事業提携が増えてくるかもしれません。
参照元:AppleInsider
執 筆:MIYA
iPhone Mania編集部
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