インターネット検索大手のGoogleは、現地時間2月12日、写真共有サービス「Picasa」を2016年5月1日をもって終了すると発表しました。デスクトップ用アプリの提供は3月15日をもって終了するとしています。
終了するサービスは「Googleフォト」に統合する方向
写真共有サービス「Picasa」のトップ画面を閲覧すると、”Picasa に関する重要なお知らせがあります。”という記載があり、そのリンク先では「Picasa」のサービスが5月1日をもって終了することが案内されています(※記事執筆時点においては、日本語版の案内が用意されていません)。
ただし、「Picasa」で保存していたアルバムは、サービス終了以降、「Googleフォト」で閲覧をすることが可能となります。「Googleフォト」にログインするだけで、閲覧をするだけでなく編集をすることもできることが伝えられています。
ただし、「Picasa」上において整理のためにタグやキャプションなどを設定していた場合、これらの移行は残念ながらできません。また、ユーザーの中には「Googleフォト」への移行を望まない方もいらっしゃることかと思いますが、その場合はアップした写真をダウンロードしたり削除したりすることができるクラウドサービスの提供があると案内されています。
容量無制限のストレージサービスとしてリリースされた「Googleフォト」に対してはGoogleも力を入れているので自然な流れなのかもしれませんが、利用していたユーザーとしては残念なことですね。サービス終了までに、これまで共有した写真をどうするか、ご検討ください。
Source:Picasa
(クロス)